研究室公開 ―工大祭2017―

墨流しは日本の伝統芸術で、水の表面張力と墨の拡散を利用して水面上に様々な模様を描くものです。有名な尾形光琳の「紅白梅図屏風」にもその技術が用いられています。研究で用いているLB法との類似性から紹介しています。また、有機ELや有機太陽電池などの研究も紹介します。

松澤・岡田研究室では「アナログ・デジタル混載システムLSI」に関する研究開発を行っています。本研究室でデザインした世界最速のミリ波無線機等について展示しています。現状の380倍の速度で無線伝送が可能です。

荒井・西山研究室では光エレクトロニクス、特に半導体レーザの高性能化を中心に研究を行っております。光通信の原理や、海底にある光ファイバの実物など、光について知っていただける展示室を用意しています。光ファイバ通信の原理実験に是非お越しください。

みなさんはテラヘルツという言葉を聞いたことがあるでしょうか。私たちの研究室では電子デバイスを用いたテラヘルツ検出器とそれを用いた無線通信の研究を行っています。新たな周波数資源として近年期待が高まっているテラヘルツ帯について、 その特徴と応用について実際のデバイスをお見せしながら解説します。

遥か昔からその美しい輝きで人々の心を魅了してきたダイヤモンド。しかしその魅力はまばゆいほどの美しさだけではありません！

私たちとダイヤモンドの知られざる魅力に触れてみませんか？

西方研究室では、普段は目に見えない、触ることのできない、しかし私たちの暮らしを便利にしている音波や電波といった“波”について研究をしています。さまざまな波を見たり、触ったり、体感できるコーナーや、私たちの研究内容の紹介コーナーでお待ちしています。

今や私たちの身の回りにはパソコンやスマホなど「電子」が欠かせないものがたくさんあります。実はこの「電子」、極小の「磁石」であることをご存知でしょうか？私たちの目的は「電子」の持つ「磁石」としての性質 -電子スピン- を用いて、より高性能なデバイスを生み出すことです。今回は電子スピンを用いた新しいエレクトロニクス「スピントロニクス」の世界へ招待いたします。

皆さんは、「5G」という言葉を知っていますか？「4G」にかわる次世代の移動通信システムのことです。

私たちは、2020年のオリンピックまでの実現を目指して、第5世代移動通信システム（5G）について研究を行っています。

5Gおよび、私たちの最先端の研究でもある自動車の自動運転などのIoT技術についてご紹介します！

エネルギー問題が注目される中で、特に注目されているのは安全でクリーンな発電ができる太陽電池。私たちは外壁が太陽電池でできているEEI棟で太陽電池の最先端の研究をしています。一見難しそうな太陽電池についてイケメンの「太陽電池マン」がわかりやすく説明します。

リニアモーターカーに使われている磁気浮上の原理を自分の手で体験してみませんか？

磁気浮上の原理を利用したキットで磁気浮上をわかりやすく説明します。

また、当研究室の2大テーマであるベアリングレスモータや、磁石を用いないモータの一種であるスイッチトリラクタンスモータの研究内容の展示を行います。