教育
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私たちの生活は一日一日、まるで変わっていないように見えます。しかし、少しずつ変化しています。たとえば、10年前を思い出してください。昔の生活に比べると今は劇的に変化しているはずです。
ナノテクノロジー、IT、情報通信、新エネルギーなどのフィールドでも同じです。見えない1秒の進化、1ミリの進歩の積み重ねが、世界をシフトさせる大きな力になるのです。
電気電子系は、1秒の進化に創造力をかける若者を待っています。
1ミリの進歩に想像力を広げる若者を待っています。
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社会や産業を支えるための電力・エネルギー、情報通信はいうまでもなく、文化、教育、環境、医療など、あらゆる分野において電気の利用は不可欠です。そして、人々の快適で豊かな生活を支えるために、電気を利用する分野は今後もますます広がってゆくものと予想されます。電気電子に関連する産業、研究、教育、行政に携わり、指導的な役割を果たす人材を育成する場所。それが電気電子系です。
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電気電子系では、より人間力・創造力豊かな研究者、技術者の育成を目指し、独自の創造性育成科目を取り入れています。これらの実習・実験科目では、ものつくりの精神を涵養しています。
電気電子工学創造実験では、毎年「大岡山ゑれきてるコンテスト」を開催し、創作活動の成果を競います。コンテストで最も高い評価を獲得した学生は、秋に開催されるAOTULE(Asia-Oceania Top University League on Engineering)の学生ワークショップに派遣されています。
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教えられるだけではつまらない。
自ら課題を見つけ、解決法を探し、結論を導きだすのが大学の勉強のほんとうのオモシロサ。
その現場が研究室。
ナノテクノロジー、エレクトロニクス、通信技術などめざましい発展を遂げる科学技術を牽引している電気電子系の研究室。
そこに飛び込んで、快適な未来社会をあなたの手で創り出すことができます。
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卒業生の約90%が大学院の修士課程に進学しています。卒業後は大学院修了者も含めて、電力、通信、情報、電気電子機器、コンピュータ、放送、自動車、鉄鋼、機械、化学、商社、サービス、大学、官庁などさまざまな業種に就職し、各方面で指導的な役割を果たして活躍しています。