電気電子系 News
中央事前演算に基づく発電機励磁制御による過渡安定性向上手法の開発
今回、電気電子系164名の中から17名が、優れた修士論文発表を行いこの賞を受賞しました。受賞者にインタビューです。
本研究では、中央事前演算に基づく励磁制御方式を提案することによって電力系統の過渡安定性を向上させることを目的にしています。過渡安定性を向上させることで同期発電機の同期運転をより安定に保つことができます。また、再生可能エネルギー電源の大量導入によって過渡安定性が低下することが懸念されています。そこで今回提案した新規励磁手法を用いることにより、再生可能エネルギー電源の導入を拡大しつつ過渡安定性をある程度維持できるようになると考えられます。
優秀修士論文賞を受賞できて大変嬉しく思います。このような結果を得られたのは、非常に丁寧で親切な指導をしていただいた河辺先生をはじめ、相談に乗ってくださった河辺研究室のメンバーや研究活動を支えっていただいた秘書さんのおかげだと思います。本当にありがとうございました。