大学院授業科目でeラーニング、アクティブラーニングを展開
千葉明教授が担当講義「Magnetic Suspension and Magnetic Levitation」でクラウドサービスHandbookを活用し、アクティブラーニングを展開
電気電子系では4年前から学部2,3年生の一部講義でeラーニングを行うクラウドサービスを導入しておりますが、今年度大学院の講義でも導入を始めました。
受講生自身のスマートフォンやPCからアクセス可能なHandbookというアプリを使用し、講義資料、課題を配信。課題は自身の端末から解答可能です。解答の早かった優秀な受講生に依頼し、次回授業で解説を行ってもらうスタイルで、アクティブラーニングも実現しています。
千葉教授と受講生Ben Bogaertさん(ベルギー)
解説を行う受講生Yinming Huangさん(中国)
受講生インタビュー
Ben Bogaertさん(ベルギー)=B Yinming Huangさん(中国)=Y
- Q.電気電子系を選んだきっかけは?
- B.私は電気電子技術者が未来の課題解決に大きな役割を果たすと信じています。 電気工学者として、私は将来社会に貢献できることを願っています。
- Y.幼い頃、私はいつも電子デバイスの中に何があるのか不思議でした。そして電子デバイスと電気回路の設計に興味を持ったので、電気電子系に入学し、より関連性の高い知識を学びたいと思いました。
- Q.この講義「Magnetic Suspension and Magnetic Levitation」に興味を持った理由は?
- B.磁気浮上とサスペンションの分野はかなり新しく、多くのトピック/サブジェクトがまだ発見されていないため、この分野は勉強になります。
- Y.マグレブは21世紀の最も優れた発明の一つであり、私の国(中国)ではこれについて多くのことを聞いたことがあり、この講義に好奇心を持ちました。
- Q.この講義で印象的なトピックはなんですか?
- B.サスペンションの実用的な実装は、私を最も魅了しました。 また、高速であっても、これらの列車が安全で信頼できるという事実に感銘を受けました。
- Y.マグレブの導入についてが、非常に印象的でした。
- Q.教壇でプレゼンテーションを行った経験はいかがでしたか?
- B.プレゼンテーションをすることで、そのトピックを本当に理解する意欲を持ちました。 また、他の学生のプレゼンが役に立つことに気付きました。
- Y.プレゼンテーションを上手く行うことは良い練習であり、素晴らしい経験です。 問題を英語で大声ではっきりと説明しなければならない時、緊張して何を話すのか忘れてしまいがちですが、それではおそらく恥ずかしい思いをするでしょう。この経験は、大学院生にとって非常に重要なプレゼンテーション能力を向上させたと思います。 この機会に感謝します。
- Q.Handbookはいかがでしたか?
- B.Handbookアプリは便利だと思いました。 自分が答えた直後ににフィードバックが提供され、これは教育に役立ちました。 さらに、講義終了時のクイズは、講義中の集中を助けました。
- Y.登録後は非常に使いやすく便利ですが、留学生は自分の端末に登録するためにデバイス言語を日本語に設定する必要があるのが、少し面倒でした。
- Q.高校生と大学1年生へのメッセージ
- B.自分に正直に、よいピンチを無駄にしないでください。
- Y.基礎知識はエンジニアにとって非常に重要です。熱心に勉強し、知らないことすべてに興味を持ってください。
最後に
電気電子系ではeラーニングを取り入れ、積極的にアクティブラーニングを行っています。今後も取り組みを続け教育改革に励みます。