電気電子系 News
2022年度優秀修士論文賞 受賞！― 友利 優希さん（広川研究室）―
円偏波放射平行平板スロットアレーアンテナにおける内部電磁界不要散乱抑圧の研究
今回、電気電子系164名の中から17名が、優れた修士論文発表を行いこの賞を受賞しました。受賞者にインタビューです。
研究室で研究室仲間と記念撮影する友利優希さん（左）
この研究はどんな内容で、どのように世の中の役に立つことが期待できるのでしょうか？
この研究は、内部不要電磁界を抑圧した円偏波放射平行平板スロットアレーアンテナの設計を目的としています。平行平板スロットアレーアンテナは、ミリ波帯において小型化や高効率化などの利点があり、宇宙開発やレーダーなど、多くの分野での応用が期待されているアンテナの1つです。この研究では、この構造を使用して円偏波を放射するアンテナを設計し、不要電磁界散乱が発生する問題を解決しました。
現在、超高速・大容量通信が求められており、宇宙分野では小型化・軽量化など、多くの要件が必要とされています。このアンテナの設計によって、これらの分野においてさまざまな応用が期待されます。
受賞の感想
この度は、私たちの研究が評価され、受賞することができ、とても嬉しく思っています。この賞を受賞することができたのは、日頃からご指導いただいた先生方や、研究室の仲間と共に努力してきた成果だと感じています。改めて、深く感謝申し上げます。
研究には多くの困難がありましたが、根気強く取り組んできた結果、今回の受賞につながりました。この経験を通じて、私にとっても貴重なものになりました。ありがとうございました。
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