電気電子系 News
こんにちは!電電HPサポーターズの小久保です!
電気電子系の所定の単位を修得して卒業することで、電気電子系に関連する一部の国家資格を取得する際、試験免除などの優遇措置が受けられる制度があることをご存じでしょうか。
今回はこの制度について紹介していきたいと思います!
以下の表はこの制度を簡単にまとめたものです。
単位取得による資格取得の際の優遇制度
表にある通り、対象となる国家資格は次の3種類です。
それでは、それぞれの資格の優遇制度について詳しく見ていきましょう。
電気主任技術者には第三種から第一種まであり、いずれも試験を受けることで取得することができますが、東京工業大学工学部電気電子工学科/授業科目等/資格取得関係/電気主任技術者(平成28年度以降入学者)に示す単位を修得して、電気主任技術者免状の交付申請に必要な書類の作り方の4ページ目に示す実務経験を経ることで、いずれも試験を受けずに資格を取得することができます。
電気通信主任技術者は(1)電気通信システム、(2)専門的能力、(3)設備概要及び設備管理、(4)法規の4科目の試験に合格することで、取得することができますが、東京工業大学工学部電気電子工学科/授業科目等/資格取得関係/電気通信主任技術者に示す単位を修得することで、(1)電気通信システムの試験が免除となります。
3.1 第一級陸上無線技術士
第一級陸上無線技術士は(1)無線工学の基礎、(2)無線工学A、(3)無線工学B、(4)法規の4科目の試験に合格することで、取得することができますが、東京工業大学工学部電気電子工学科/授業科目等/資格取得関係/無線技術士 に示す単位を修得することで、(1)無線工学の基礎の試験が免除となります。
3.2 第一級陸上特殊無線技士・第三級海上特殊無線技士
東京工業大学工学部電気電子工学科/授業科目等/資格取得関係/無線技術士 のそれぞれ表に示す単位を修得することで、試験科目がすべて免除となり、資格を取得することができます。
以上が対象となる資格の優遇制度でした。
注意点として、単位を修得するだけでは自動的に試験が免除になったり免許を取得したりすることにはなりません。所定の申請が必要になります。
そのため、この制度を利用する人は必ず東京工業大学工学部電気電子工学科/授業科目等/資格取得関係から、それぞれの資格の申請方法を確認するようにして下さい。