電気電子系 News
こんにちは、電電HPサポーターズの小久保です!
今回は、高等専門学校から東工大電気電子系に編入を考えている方の参考にしていただくため、大学3年時に群馬工業高等専門学校から東工大電気電子系に編入し、現在大学4年生である峯岸宏典さんにお話を伺いました!
― なぜ大学に進学しようと考えましたか。
峯岸:一番の理由は設備が充実している環境で研究に打ち込みたかったことです。
編入であれば学部4年での1年を丸ごと研究に使うことができるので修士進学ではなく、大学編入を選択しました。
― 東工大の電気電子系を選んだ理由を教えてください。
峯岸:編入当時は研究したい分野は決まっていたのですが、具体的な研究室とかは特に決まっていなかったので、せっかく編入するのであればレベルはなるべく高いほうがいいと思って東工大にしました。電気電子系を選んだのは高専のときに専攻していたからですね。
― 実際に入学してみて、予想外なことや思っていたことと違うことはありますか。
峯岸:高専って結構オタクっぽい人が多かったので、東工大も理系大学だし、学生も高専みたくオタクっぽい人が多いのかなって思ってたんですけど、全然違いました。キラキラ大学生が多くて僕にはまぶしかったです。
― 高専から東工大に入って良かったと感じていることはありますか。
峯岸:高専って専門的な知識や経験を1年生のころから勉強するので、ほかの人たちよりもより深く学べるところだと思います。
特にこういう実験の経験ってとにかく数をこなさなければものにすることはできないので、周りの人たちよりもスタートダッシュを速くできるのはよかったのかなと思います。
― 逆に、高専から入って苦労したことはありますか。
峯岸:単位認定の関係で3年次で編入しても2年次の授業を取らないといけないことですね。2、3年次にそれぞれ行う実験の関係で週に4回実験がある時期があったのですが、その時は大変でした。
― 高専に残ることに比べ、東工大に編入して良かったと感じていることはありますか。
峯岸:やっぱり研究室の設備が圧倒的に東工大のほうが整っていますね。設備が違うと研究の質も変わってきますし、研究のモチベーションにもなります。研究テーマも詳細にあるので自分のしたい研究とよりマッチしやすいのかなと思います。
― 最後に、高専から東工大電気電子系に編入を考えている学生に一言お願いします。
峯岸:編入で入るのは修士で入るよりも枠は小さいですし大変だと思います。しかし、その分メリットはたくさんあると思うのでぜひ候補の1つに考えてみてください。