電気電子系 News
こんにちは、電電HPサポーターズです!
授業紹介シリーズでは電気電子系の特徴的な授業を学生目線で高校生・学士課程1年生向けにわかりやすく紹介します。
今回は大学院生向け情報ストレージシステムに関する授業の紹介です。
皆さんが日常生活で使用しているPCには、HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)などの記憶装置が搭載されており、これらのおかげで様々なファイルを管理することができます。デジタル化が急激に進む現代において、扱われる情報の量も激増し、こういった記憶装置の需要も増加し続けています。しかし、これらの装置がどのようにして情報を記録しているのか、あまり意識したことがない方も多いのではないでしょうか。この授業では、そういった情報記憶装置の原理やそれに用いられる技術、歴史や今後の展望などを学ぶことができます。
この授業で学べる内容の例として、HDDについて少し紹介します。
HDDの情報記憶密度は1985年~2015年の30年間で10000倍以上になっています。この進歩には記録手法の変化や材料の改善など様々な技術的要因があります。この授業では、こういった技術についてより広く、より詳細な内容を学ぶことができます。
この授業は大学院向けの授業ですが、学部4年生でも受講することができます。
この授業を通して、普段当たり前のように使っている情報記憶装置の裏側を知ることができ、PCやスマートフォンに対しての見方が変わるかもしれません。
~担当の中川先生からの一言~