電気電子系 News
移動通信三次元空間セル構成における上空セルの仲上-ライスKファクタ推定の基本検討
今回、電気電子系約100名の中から9名が、特定課題研究に関する優れた論文発表を行いこの賞を受賞しました。受賞者にインタビューです。
今後ドローンや空飛ぶ自動車など上空利用が期待され、それらとの通信が必要不可欠です。無線通信には電波伝搬変動特性が必要不可欠であるのですが、従来上空における伝搬変動の検討はあまり行われておりません。上空での伝搬変動は仲上-ライス変動であると考えられております。そこで本研究では仲上-ライス変動において重要なパラメータであるKファクタの推定の基本検討を行いました。これにより上空でのKファクタ推定を適当にすることが可能となります。
研究で苦心したことは、初めての研究生活ということもあり考え方や、プログラムの不具合、また自分の実力不足で遅れが生じて当初の目標に届かなかったことです。藤井先生や表先生、研究室の先輩方に助けられながら研究を進め、無事卒論発表や学会発表を終えて学士優秀学生賞をいただきました。改めまして支えてくださった皆様、ありがとうございました!!
やはり何かとこの1年研究が大変で、たくさん藤井先生や表先生に面倒を見ていただいたので、最後にこのような賞を受賞できてうれしいです。家族も喜んでくれ、形に残るような賞状とメダルをいただけたのも良い思い出になりました。来年度から修士課程で、別の研究室になってしまうのですが藤井・表研究室で学んだことを活かして頑張ります。