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線形制御理論 -授業紹介#15-

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2020.11.10

こんにちは、電電HPサポーターズです!
授業紹介シリーズでは電気電子系の特徴的な授業を学生目線で高校生・学士課程1年生向けにわかりやすく紹介します。
今回は電気電子系の3年次履修推奨の線形制御理論についての紹介を行います。

状態フィードバックの概要

状態フィードバックの概要

システムにおける状態方程式による記述や伝達関数の計算、座標変換や可制御性、可観測性、安定性のチェック、極と応答の関係や最適制御などについて学びます。
様々な分野における多くの制御対象が状態方程式でモデル化されており、この講義では実システムをモデリングし、制御系を設計する手法を身につけることができます。
「昔の漫画では,すごく優秀な博士が出てきてロボットを組み立てると、そのロボットがすぐに走ったり飛んだり、人と話を始めます。ロボットの開発ってそんなものなのでしょうか? 実はロボットというハードウエア(機械工学や電気電子工学の分野)を作ったとしてもそれを『思い通りに動かす』ためには、そのための工学が必要となります。それが『制御』工学です。制御工学では対象を『伝達関数(ラプラス変換+複素関数論)』や『状態方程式(微分方程式+線形代数)』で数学的にモデル化して解析・設計の理論を構築します。本講義では『状態方程式』ベースの制御理論について講義しています。」と線形制御理論の授業を担当されている三平先生。
このように、この線形制御理論では線形代数を用いた状態方程式ベースの制御理論について学ぶことができます。

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