電気電子系 News
Van Atta アレー再帰反射体を用いたデジタル変調散乱による通信に関する研究
今回、電気電子系約140名の中から15名が、優れた修士論文発表を行いこの賞を受賞しました。 受賞者にインタビューです。
自身の研究内容を高く評価していただき非常に嬉しいです。懇切丁寧に指導をしていただきました西方敦博先生、共同で研究を遂行していただきました企業の方々、日ごろから有益な助言をいただきました研究室の方々に感謝申し上げます。
電波に対する小型・薄型化が可能な再帰反射体である「Van Atta アレー」を用いた再帰反射通信の実現可能性を検討しています。再帰反射体とは、光や電波が入射してきた方向へ戻っていくような反射を引き起こす物体で、物体の検知や計測に応用されています。これを通信へ応用できれば、通信距離の拡大、低消費電力化といった様々なメリットが期待でき、電波資源をより有効に活用することが可能になると考えています。