電気電子系 News
工学院一年生の「アルディーノ搭載ブルートゥースEVの製作」(電気電子系)
2019年4月より、工学院では1年生科目「工学リテラシ」をスタートしました。工学院の機械、電気電子、情報通信、システム制御、経営などに関する実習型の授業で、毎週一コマです。
電気電子系では、毎クオータに100名弱の一年生を受け入れ、模型電気自動車を製作しています。CPUにArduinoを用い、PWM制御を行って、MOSFETのオンオフによるDC/DC変換による電圧制御を行います。この電圧で二つのモータの速度を個別に制御します。さらに、ブルートゥースモジュールを搭載し、CPUと接続して、iPodとワイヤレス接続します。運転手は、iPodのアプリで二つのモータの速度を調整し、左右方向、直進方向のスピードを調整して運転できます。第7週目には本館前でレースを行いました。
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下の写真は第3Qのレースの表彰式の様子です。グループ毎に対戦しました。このグループは最もポイント獲得が高いグループでした。
トップクラスおめでとう!
なお、この5人のトップクラスの受講生にアンケートを行い、以下の回答がありました。
・日本トップクラスの研究レベルであること、通信、あるいは経営工学に興味があったこと。
・自分は子供の時から工学に興味を持っています。ですので technology に中心する東京工業大学に進学と決まりました。また、ほかの大学より東工大は外国籍の自分にとって国際環境が良いです。
・日本語学校の先輩がここにいるからです。
・工学リテラシー、自分の進みたい分野のことを知るきっかけにもなるし、内容も興味を惹かれるもので面白かったから。
・それは工学院リテラシーです。この講義では応用問題を通してそれぞれの専攻を試します。たとえば、Inventorを使ってデザインコンテストをやったり、ライントレースを制御したり、ワイヤレス電気自動車をつくったりします。
・正しくこの工学リテラシーです。工学のリテラシーが一番面白いと聞き、積極に取り組みました。実際も確かに楽しいです。
・ウェルネス、楽しいから。
・ブルートゥースを含めた通信のことや、プログラミングのこと、回路のことなど、様々な技術を融合させた、総合的な学びができた。
・Arduinoをプログラミングして部品を車に組み立ちに通じて実際に電気電子工学を体験できます。そのうえ、レースを目指し熱意に製作します。
・大体の時間はスライドやネット授業によって学びましたが、出来上げたら、実際に動く際、感動しました。達成感がいっぱいあります。
・面白かった。
・個々の能力が高かったことや、時の運もあるかと思いますが、授業時からお互いによくコミュニケーションをとってやっていたことが他のチームとの差につながったのかもしれない。
・初めて日本のクラスメイトとのグループワークです。私は特に何をした覚えはないが、気楽にやって来ましたのは皆のおかげかも知れないです。
・特に作戦はありませんでした。ただグループとして互いに手伝って応援するだけです。
・記事の掲載につきましては、是非お願いいたします。末尾で失礼いたしますが、興味深く楽しい授業を有り難うございました。