電気電子系 News
メモリシステムについてのデバイス技術・回路技術を体系的に学べる!
こんにちは、電電HPサポーターズです!
授業紹介シリーズでは電気電子系の特徴的な授業を学生目線で高校生・学士課程1年生向けにわかりやすく紹介します。
今回は主に3年生向けの選択科目である「記憶デバイス」の授業を紹介したいと思います。
「記憶デバイス」は私たちの生活にも欠かせないものです。例えば、今この記事を読むのに使っているスマートフォンやパソコン。たくさんのデータを保存していますよね。パソコンの内部にはデータの計算を行うCPUや、CPUから得たデータを読み出したり、記憶したりするキャッシュメモリ、もっと多くのデータを記憶しておくために必要なメインメモリなどがあります。これらはすべて記憶デバイスや記憶回路と呼ばれています。
この講義では、記憶デバイスや記憶回路がどのように構成されているのか、どうして情報を記憶できるのか、などといった基礎的な部分から、パソコンが出来たばかりの数十年前から今までどのように発展してきて、これからどんな記憶デバイス・記憶回路が使われていくだろうか、という応用的な部分まで学びます。
授業の特色として、図のみが掲載された資料に講義で聞いた内容を書き込んでいく方式なので、集中して授業に参加することができます。
記憶デバイスは、情報の記憶はもちろん、コンピュータにおける計算にも必然的に必要となる重要なデバイスです。この科目は、デバイス、回路、コンピュータアーキテクチャといった電気電子系で学んだことを繋ぐことのできる科目にもなっています。電気電子系の基礎を学んだ皆さんには是非受講して欲しいですね。