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2025年度学士優秀学生賞 受賞!― 笹井 信宏さん(庄司研究室)―

磁気光学多結晶膜のµ-TP法の検討

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2026.04.02

2025年度は電気電子系103名(9月卒業8名,3月卒業95名)の中から9名が、特定課題研究に関する優れた論文発表を行い、この賞を受賞しました。受賞者にインタビューです。

笹井 信宏さん(左)、庄司 雄哉准教授(右)

笹井 信宏さん(左)、庄司 雄哉准教授(右)

この研究はどんな内容で、どのように世の中の役に立つことが期待できるのでしょうか?

光通信システムにおいて必須のデバイスである光アイソレータの作製に向けて、µ-トランスファープリンティング(µ-TP)法に関する検討を行いました。µ-TP法とは、マイクロメートルサイズに加工した薄膜小片(クーポン)を、粘性のある高分子フィルムによって持ち上げ任意の場所に転写する手法です。磁気光学材料のクーポンを光回路上に転写することで、小型で高密度の導波路型光アイソレータが実現できます。本研究では安定した作製プロセスの確立のために、磁気光学多結晶膜を用いたプロセスや、クーポン作製時に必要となる犠牲層について検討を行いました。

近年、スマートフォンをはじめとするモバイル端末の普及に加え、動画配信サービスやSNSなどのクラウドサービスの拡大によって、通信トラヒックは急激に増加しています。このようなデジタル社会を支える通信技術においては、高速化、大容量化、低消費電力化に加えて、デバイスの小型化や低コスト化も重要となります。そのため、高密度集積可能な光アイソレータの安定した作製プロセスを実現することによって、光通信技術の発展に貢献できると考えております。  

受賞の感想

この度は学士優秀学生賞という素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。ご指導いただいた庄司先生をはじめ、共同研究者の皆様、ならびに研究室の皆様に心より感謝申し上げます。修士課程でも引き続き研究活動に励んでまいります。

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