電気電子系 News
植之原裕行教授が2019年3月19日付で電子情報通信学会の令和元年度フェロー称号を贈呈されました。
フェローは、学問・技術面における先駆的な業績による学会への貢献,教育・技術指導を通して学会で活躍する人材の輩出への貢献,あるいは学会事業への積極的な寄与を通しての貢献が顕著であることが認められた会員に与えられる称号です。
このたびの称号は、「光信号処理とそのシステム応用に関する先駆的研究」に対して贈呈されました。そのポイントは、光の物理的性質や関連半導体デバイスを用いて高速かつ低遅延の信号処理を実現し、大容量光ファイバ通信の社会インフラの発展に貢献することを目指した研究が対象となっています。
学会活動としては、2015年度に光エレクトロニクス研究専門委員会委員長、2017年度にエレクトロニクスソサイエティ会長を務め、学会活動の価値・源は研究開発担当者の議論と情報交換であるとの思いを中心に、その円滑な環境の整備を念頭に活動してきました。
以上のことがこのたびの評価につながっています。