西方研究室 -工大祭2018公開研究室紹介 #2

こんにちは、電電HPサポーターズです！

工大祭研究室紹介シリーズでは10月に行われる工大祭において公開する研究室の紹介をしていきます。

現代社会において、パソコンやスマートフォンといった電子機器・通信機器は、私たちの生活に必要不可欠なモノといっても過言ではありません。これらの電子機器を快適かつ安全に使えるのはどうしてなのでしょう。それは、研究者たちの様々な努力が払われているからです。その研究の一端を担うのが、今回紹介する西方研究室です。

西方研究室では、不要な電磁波を遮断、または検知することで、電子機器や通信機器を快適に使うことができるように研究を進めています。

今回はそんな西方研究室の方に、工大祭で展示する企画についてお話を伺ってきました。

西方研究室ではどんなことを研究しているんですか？

現在は電波再帰反射体というものを研究しています。再帰反射っていうのは、入射した波が再び入射方向へ帰る反射現象のことです。私たちは現存する再帰反射体よりも小型薄型化に挑戦しています。他にも、人間の『2つの耳だけで音源の位置を特定できる』能力を機械で実現したりしています。

ズバリ、本企画の見どころは？

本企画では2つの企画をお見せしようと思っています！1つは電波再帰反射体のデモ実験です。どういう原理なのか、どういったことに使えるのか、といったことを説明しながら実験を見ていただきます。もう1つはダミーヘッドによる立体音響の視聴体験です。来場者の方にヘッドフォンを装着してもらい、離れた場所にあるダミーヘッド周辺の音を聞いていただきます。ヘッドフォンに連動してダミーヘッドが動くので、音が聞こえる方向に頭を動かしても自然に聞こえるんです。

西方研究室の雰囲気を教えてください！

束縛がなく自由で、みんなマイペースで研究しています。それぞれが違うテーマでやっているので研究は個人プレーになっていますけど、学生同士の仲は良いですよ（笑）。

最後に、来場者の方へメッセージをお願いします！

私たちは楽しみながら研究をしています。新しく、色々なことを実現していくっていう過程をお見せできると思うので、学部生や高校生の方もぜひいらしてください。年齢を問わず楽しめる企画になっていますので、スタンプラリーやクイズ目当てで遊びに来たお子さまやその家族の方にもぜひ足を止めていただき、WONDER WAVEを楽しんでいただけたらなと思います！

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