山田・宮島研究室 -工大祭2018公開研究室紹介 #3
太陽電池マン second
こんにちは、電電HPサポーターズです!
工大祭研究室紹介シリーズでは10月に行われる工大祭において公開する研究室の紹介をしていきます。
今回ご紹介するのは、山田・宮島研究室です。
研究室の立派な設備と笑顔の山田先生
山田・宮島研では、太陽電池の原理を踏まえた上で太陽電池材料の重要性に着目し、より優れた太陽電池を開発するための研究が行われています。
- 企画の見どころを教えてください!
- 電気は身近にあるのですが、見ることも触ることもできません。このため展示でアピールすることが難しいと感じています。また工大祭に来られる年齢層も幅広いことから説明も大変です。工大祭では当研究室の学生さんが頑張って太陽電池の重要性を説明しているので、ぜひ見学に来て下さい。
- 山田・宮島研究室はどんな研究室ですか?
- 太陽電池に用いる材料の研究、開発した材料を用いた太陽電池の作製、変換効率の評価までを行っています。実際に太陽電池を作製している研究室は日本の大学でも少ないため、特徴的な研究室だと思います。
- タイトルにある太陽電池マンとはどういうことですか?
- 何年か前の工大祭で学生さんがヘルメットに太陽電池を貼って太陽電池マンと言ってみたところ来場者(特にお子様)からのウケが良く、そのまま毎年続けています。工大祭当日は太陽電池マンに工大祭の会場内を宣伝のために回ってもらう予定です。
- 最後に、来場者の方へメッセージをお願いします!
- 再生可能エネルギーとして太陽電池の研究を行っています。最近は景観や土砂が流れたなど太陽光発電に対するご批判も頂いております。また、不安定な電源で使い物にならないとの評価も受け、長年研究を続けて来た者としては悲しくもあります。電力の問題ですので生活に直結します。また、行政との関わりもあります。難しい問題ですが、世界的に見てもエネルギーの需要は今後とも拡大して行きます。将来に亘って化石燃料、原子力のみにエネルギー源を頼って良いのかと感じ、研究を続けています。再生可能エネルギー全般に言えることですが、経済コストが最優先されるのは致し方ないものの何十年か先の未来を見据え、日本だけでなく地球全体のエネルギーをどのようにすべきかとの議論が非常に重要であると考えています。研究室公開にご来場下さい。
太陽電池マン‼工大祭に参上‼‼
工大祭2018
- 開催日:2018年10月6日(土)、7日(日)
- 研究室公開時間:10:00 - 17:00(両日とも)
- 場所:大岡山キャンパス 大岡山北3号館(環境エネルギーイノベーション棟)5階