電気電子系 News
工学院1年生の「CPU搭載ワイヤレスEVの製作」(電気電子系)
工学院の1年生科目「工学リテラシ」の電気電子系担当分では、毎クオータ(1/4年)にワイヤレスで運転するCPU搭載模型電気自動車(EV)を製作しています。完成後は本館前ウッドデッキにてレースを行いました。
2024年度 第4クオータの優勝グループ
«東京科学大学工学院電気電子系公式チャンネル|YouTubeより»
昨年度4Q からレース方法をリレー走行に変更しました。参加者数名で順次走行した後、各グループから代表を選出し、リレー走行を行います。
当日は、各自が思い思いに製作したこだわりのマシンでレースに挑みました。
配線にこだわったというマシン
レースでは、6名が一斉にスタートし、障害物を避けながらゴールを目指します。
スタートダッシュを決められるマシンもあれば、その場で回転してしまってうまく前に進めないマシンも。
スタート地点で回転してしまうマシン
レース中は、障害物に行く手を阻まれてしまったり、通信が途絶えてしまったりと、思い通りに行かない場面も。
障害物の下に潜り込んでしまったマシン
他のマシンと接触してしまう場面も。
大混戦を繰り広げながらも新記録が出た際はもちろんのこと、こうしたトラブルが発生した際も観客から声援が送られ、終始会場が盛り上がっていた点が印象的でした。
なお、今回も前回同様TA(ティーチング・アシスタント)※ を務めた学生もレースに参加しました。マイコンを贅沢に2台使用して独自のコントローラを作成、さらに今回は電池を2つ搭載するというなんかズルい作戦で挑みました。なお、TAチームの一員はマシンの改良と調整に冬休みをすべて捧げたとのことです。
※TA(Teaching Assistant):教育や授業の補助・準備など、教育にかかわる業務補助を行う学生アシスタントのこと。
TAチームのマシンと独自のコントローラ
結果、圧倒的な走りを見せTAチームが優勝しました。
冬休みをすべて捧げてマシンを制作したTAの一員
優勝を手にして満足気な表情を見せるTAチームの一員
優勝者に工夫した点を聞くと、以下のような回答がありました。
また、同時にTAチームについてどう思うかを尋ねたところ、
とのことでした。