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沖野研究室の柳井優作さん(M1)が生命金属に関する合同年会でプラズマ分光分析研究会賞を受賞

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2020.11.10

沖野研究室の柳井優作さん(電気電子系ライフエンジニアリングコース M1)が生命金属に関する合同年会においてプラズマ分光分析研究会賞を受賞しました。

受賞概要

賞の名称:
プラズマ分光分析研究会賞
著者氏名:
柳井優作
タイトル:
ハイスループット単一細胞分析のための近赤外線脱溶媒ドロプレットICP分析装置の開発
受賞日 :
2020年11月7日
学会名 :
生命金属に関する合同年会
  • 受賞者の声

沖野研究室では、東京薬科大学等と共同で、一つの細胞中の超微量元素を分析する装置の開発を行っています。この手法では、一つの細胞を直径70ミクロン程度の液滴に封入して高温プラズマに導入し、原子化、励起、イオン化して質量分析します。液滴の溶媒はプラズマの負荷になるため、高感度分析実現のためにはプラズマ導入の前に溶媒を除去せねばなりません。本研究では、近赤外線を用いて液滴を加熱することで、高速な溶媒気化を実現する装置を開発しました。

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