沖野研究室の末永祐磨さん(D1)が2019年度先端錯体工学研究会学生研究奨励賞を受賞
沖野研究室の末永祐磨さん(電気電子系ライフエンジニアリングコース D1)が2019年度先端錯体工学研究会学生研究奨励賞を受賞しました。
本賞は、先端錯体工学研究会が関連する研究分野において、博士前期課程(修士課程)または博士後期課程(博士課程)において学生がそれぞれの立場で行った質の高い主体的な研究活動を積極的に評価、奨励するもので、2019年度より設けられました。
授賞式は,2019年12月12日に連合王国グラスゴー大学SPACC26会場で行われます。
受賞概要
- 賞の名称:
- 先端錯体工学研究会学生研究奨励賞
- 著者氏名:
- 末永祐磨
- タイトル:
- Investigation of Bactericidal Effect by Interval Plasma Bubbling
- 受賞日 :
- 2019年11月6日
- 受賞者の声
- 沖野研では,東京医療保健大学,東京理科大学,鳥取大学等と共同で,大気圧プラズマの照射によって細菌やウィルスを不活化する研究を行っています。この手法を医療現場で実用化するためには,殺菌効果は保持しつつ,消費するガスや電力を低減する必要があります。そこでこの研究では,放電とガス供給を間欠的にすることで,これを実現しました。
また,この研究が,各種材料の高強度接着,植物のゲノム編集,生体付着物の高感度物分析などの他の分野にも応用可能である事が高く評価されました。