電気電子系 News
こんにちは、電電HPサポーターズです! 2017年8月29日~31日行われた電気学会産業応用部門大会において千葉研究室の河田なな穂さんが電気学会産業応用部門大会YPC優秀論文発表賞を受賞しました。 また、受賞者の中でも上位5名に贈られるIEEE IAS Young Engineer Competition Awardも受賞しました。
-受賞したときはどんな気持ちでしたか?
初めての学会ですごく緊張していたので、無事に終わってホッとしました。千葉研究室ではゼミがポスター発表形式ということもあり、先輩方も毎年賞を貰っているので、今年も取れてよかったです。
-どんな研究の発表をしたのですか?
ハイブリッド自動車用SRモータの発電効率を比較するというテーマで発表しました。現在ハイブリッド自動車で使われている永久磁石を使ったモータと今研究している永久磁石を使わないSRモータで効率を比較して発表しました。
-難しそうですね。研究って楽しいですか?
楽しいですよ。本当に自分が最先端にいるので、もし今研究していることが実現して、世界でまだ誰も作ったことのないモータを作っているって考えたら、すごく楽しいです。
あと、自動車ってすごく身近なものが研究対象なので、街中でハイブリッド自動車とか見かけるとつい見ちゃいますね。
-自動車がお好きなんですね。
いやいや、そんなことないですよ(笑)私はもともと宇宙が好きで、機械系行きたかったんです。今は自動車をやっていますが、将来は宇宙関係の仕事に就きたいなと思っています。
-そうなんですね!では、どうして電気電子系に進学されたんですか?
本当は機械系に行こうと思ってたんですが、ある先生に相談したときに「飛ばしたいなら機械系に、飛ぶものをつくるなら電気電子系に行くといいよ」とアドバイスを受けて、私は飛ぶものを作りたいと思って電気電子系に進みました。
-なるほど。実際、電気電子系に進んでみてどうでしたか?
電気電子系は本当にいろいろなことが学べてよかったです。特に研究をしていくとモータそのものだけでなく、機械的な要素も材料・物質的な要素も重要で、幅広く勉強できて面白いです。
それから、今年の夏にインターンに行ったとき、「モータってわかる人は少ないけど、いろんなところに使われていて必要不可欠な部品だから、モータをやっているのはすごく貴重だよ」って言われて、電電に来てよかったのかなと思いました。
河田さんはとても明るく面白い方で、学会の裏話なども聞かせていただき、笑いの絶えないインタビューとなりました。今後の活躍にも期待しています。