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千葉・清田研究室の小久保伊織さん(電気電子系 M2)が2024年電気学会産業応用部門大会ヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)においてYPC優秀論文発表賞を受賞

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2024.10.02

千葉・清田研究室の小久保伊織さん(電気電子系 M2)が、2024年8月28日に水戸市民会館(茨木県)にて開催された2024年電気学会産業応用部門大会ヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)においてYPC優秀論文発表賞を受賞しました。

水戸市公認キャラクター:みとちゃんとのツーショット

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受賞概要

受賞者:
小久保伊織(電気電子系 M2)
賞:
YPC優秀論文発表賞
タイトル:
SynRMに切り替え可能なWFFSMの動作領域拡大方法の提案
学会名:
2024年電気学会産業応用部門大会
受賞日:
2024年8月28日

表彰式の様子

表彰式の様子

 受賞者インタビュー

  • この賞はどのような賞なのですか?

今回、電気学会産業応用部門大会ヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)で発表総数144名の中から15名に与えられるYPC優秀論文発表賞を受賞しました。指導教官の清田先生から論文指導を受けたのが良かったのではないかと思います。

  • この研究はどんな内容で、どのように世の中の役に立つことが期待できるのでしょうか?

この研究では、電気自動車駆動用途のモータを永久磁石を使わずに高効率にすることを目指しています。具体的には、互いに相反する特性を持つ、界磁巻線型フラックススイッチングモータと同期リアクタンスモータの、両方の動作を可能とするモータを提案することで、互いに弱点を補い合って高効率となることを目指しています。この論文では、このモータの設計方法を提案し、効率や動作領域が改善することを示しました。モータの効率を上げることで、電気自動車の航続距離を伸ばすことができればと考えています。

  • 受賞の感想は?

学会での受賞は初めてでしたので、とても嬉しく思います。この受賞を通して、自分の研究が評価されていることを実感できました。これからも、電気電子の知識や、新しい技術を深く追求したいと思います。

  • 電気電子コースに進んだきっかけは?

電気は、光を灯したり家電を動かしたりするだけでなく、情報の伝達や計算機の演算に使われたりするなど様々な性質があり興味深く思っていたからです。その中でも、モータは電気のエネルギーを動力に変換するダイナミックな存在で、研究していてとても面白いです。

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