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千葉・清田研究室の田中悠雅さん(電気電子系 M2)が2022年電気学会産業応用部門大会ヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)においてYPC優秀論文発表賞を受賞

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2022.10.24

千葉・清田研究室の田中悠雅さん(電気電子系 M2)が2022年8月30日(火)に上智大学 四谷キャンパスにおいて開催された2022年電気学会産業応用部門大会ヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)においてYPC優秀論文発表賞を受賞しました。

田中悠雅さん(千葉・清田研究室 M2)

田中悠雅さん(千葉・清田研究室 M2)

 受賞概要

受賞者:
田中悠雅(M2)
学会名:
一般社団法人電気学会 産業応用部門大会
賞:
YPC(Young engineer Poster Competition)優秀論文発表賞
タイトル:
IPMモータにおける6次・12次高調波電流重畳による騒音低減
受賞日:
2022年8月30日(火)

 受賞者インタビュー

  • この賞はどのような賞なのですか?

今回、2022年電気学会産業応用部門大会で約120件の中から13件が優れた発表であるとのことで、YPC優秀論文発表賞を受賞しました。

  • この研究はどのような内容で、どのように世の中の役に立つことが期待できるのでしょうか?

今回、「IPMモータにおける6次・12次高調波電流重畳による騒音低減」というテーマで発表を行いました。本研究は、電気自動車用モータの振動騒音低減に貢献します。電気自動車用の永久磁石モータは、従来モータより径方向のサイズが大きく、駆動中に円形状を維持した膨張・縮小の振動が顕著に現れます。そのため、モータのさらなる低振動騒音化には、振動を引き起こすモータ内部の電磁力を低減することが重要です。千葉研究室では、モータに適用する電流波形を工夫することで、モータ振動の原因となる電磁力を低減する研究に取り組んでいます。特に本研究では、電流の基本波に対して、6倍および12倍の周波数で脈動する電流をそれぞれ組み合わせて適用することで、モータの円形状振動を低減し、モータ騒音を低減できることを解析的に示しました。

  • 受賞の感想は?

これまで取り組んできた研究が賞という形で評価され、大変嬉しく感じます。今後も研究を継続し、いま以上に電気電子の知識・技術を身に着けたいと思います。

  • 電気電子コースに進んだきっかけは?

子供の頃からものづくりに興味があり,電気電子分野の技術に興味をもったからです。

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