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千葉・清田研究室の牧原大地さん(電気電子系 M2)が2022年電気学会産業応用部門大会ヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)においてYPC優秀論文発表賞を受賞

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2022.10.21

千葉・清田研究室の牧原大地さん(電気電子系 M2)が2022年8月30日(火)に上智大学 四谷キャンパスで開催された2022年電気学会産業応用部門大会ヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)においてYPC優秀論文発表賞を受賞しました。

牧原大地さん(千葉・清田研究室 M2)

牧原大地さん(千葉・清田研究室 M2)

 受賞概要

受賞者:
牧原大地(M2)
学会名:
一般社団法人電気学会 産業応用部門大会
賞:
YPC(Young engineer Poster Competiton)優秀論文発表賞
タイトル:
回転子突極のオフセット形状によるデュアルモードリラクタンスモータの効率改善
受賞日:
2022年8月30日(火)

 受賞者インタビュー

  • この賞はどのような賞なのですか?

今回、電気学会産業応用部門大会ヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)で発表総数117名の中から13名に与えられるYPC優秀論文発表賞を受賞しました。研究室で事前に発表練習をしていたのが良かったのではないかと思います。

  • この研究はどのような内容で、どのように世の中の役に立つことが期待できるのでしょうか?

この研究は、電気自動車(EV)およびハイブリッド自動車(HEV)用デュアルモードリラクタンスモータの効率を向上する研究をテーマとしています。デュアルモードリラクタンスモータは一般的な永久磁石モータと違い、永久磁石を使用しないため安価で堅牢とう利点を持ちます。しかし、モータ形状に起因する空間高調波の影響により鉄損が増加し高速領域の効率が低下するという問題があります。本研究では、回転子形状最適化によりインダクタンスおよび磁束の変化を低減することで鉄損が低減し高速領域の効率を向上したことから、より安価で効率の良いモータを実現できる可能性があります。

  • 受賞の感想は?

学会での受賞は初めてでしたので、嬉しく思います。今回の受賞を通して、残り少ない修士課程の研究をより進めていきたいと思います。

  • 電気電子コースに進んだきっかけは?

電気自動車に興味があり、その動作原理や設計方法を知りたいと思っていました。

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