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千葉・清田研究室の大澤圭輝さん(電気電子系 M1)が2021年マグネティックス/モータドライブ/リニアドライブ合同研究会で優秀論文発表賞を受賞

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2022.03.08

千葉・清田研究室の大澤 圭輝さん(電気電子系 M1)が2021年12月14日(火)、15日(水)に開催された2021年マグネティックス/モータドライブ/リニアドライブ合同研究会で優秀論文発表賞を受賞しました。

大澤圭輝さん(電気電子コース修士課程1年)

大澤圭輝さん(電気電子コース修士課程1年)

 受賞概要

受賞者:
大澤圭輝
学会名:
マグネティックス/モータドライブ/リニアドライブ合同研究会
賞の名称:
産業応用部門優秀論文発表賞
発表タイトル:
反磁性体を用いた磁気軸受の浮上力計算と測定及び比較

 受賞者インタビュー

  • この賞はどのような賞なのですか?

今回、マグネティックス/モータドライブ/リニアドライブ合同研究会という電磁力に関連する分野を広く取り扱う研究会において、優秀論文発表賞という賞を頂きました。

  • この研究はどんな内容で、どのように世の中の役に立つことが期待できるのでしょうか?

磁気軸受の特性を検討したものです。磁気浮上モータは磁気軸受という機構で回転子を磁気支持して非接触で回転させるモータで、高効率や長寿命など様々な利点を持ちます。私の研究対象の磁気浮上モータに用いられる磁気軸受は、反磁性体という特殊な材料を使用しており、無制御での磁気支持が可能な一方で、トルクや回転速度が低いという課題があります。本発表では、反磁性体を用いた磁気軸受における反発力の測定と、理論式の妥当性の検討を行い、磁気軸受の反発力向上のためのアプローチをより容易に行えるようにしました。今後、磁気軸受の安定性向上によってより高速回転を実現することで、応用先の可能性を広げることにつながります。

  • 受賞の感想は?

受賞は大変嬉しく思います。この受賞が物事をわかりやすく伝える能力への自信につながりました。今後も研究に一層励みたいと思います。

  • 電気電子コースに進んだきっかけは?

形や大きさは様々で、広く私たちの生活を支えているモータに興味を持っていました。

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