沖野研究室の論文がBest-Paper Award for Analytical Sciences 2017を受賞
沖野晃俊研究室の論文がBest-Paper Award for Analytical Sciences 2017を受賞しました。
- 雑誌名
- Analytical Sciences
- 賞の名称
- Best-Paper Award for Analytical Sciences 2017
- 受賞者
- Ken KAKEGAWA, Ryoto HARIGANE, Mari AIDA, Hidekazu MIYAHARA, Shoji MARUO, and Akitoshi OKINO
- タイトル
- Development of a High-Density Microplasma Emission Source for a Micro Total Analysis System
- 受賞日
- 2018年6月18日
この研究では、超微量分析試料の高感度かつオンサイト分析を実現するため、MEMS技術を用いて、μ-TAS用のプラズマ発光光源を開発した。マイクロ流路内に高密度なヘリウムプラズマを発生させ、分析試料を高効率に励起させた。ガス状のCl、BrおよびIからの発光を分析したところ、それぞれ0.22,0.18および0.14ppmの良好な検出限界と、それぞれ0.975、0.955、0.986の良好な直線性を得ることができた。