イベントカレンダー
ナノ物質化学と自己組織化をキーワードに、物質の表面界面での化学反応、相互作用、機能発現などについて、単一分子スケールから直接観察と物性測定を行っています。地球生命研究所(ELSI)の化学進化ユニットとして、分子がどのように進化して今の自然界が作られたか、生命の起源を探る研究も行っています。研究室はバイリンガル環境で、国際連携や留学派遣も推進しています。
化学工学関連の研究室が研究紹介や簡単な模擬実験を行います。人類の発展を支える化学工業。その化学工業を担うエンジニアを育てる学問体系が化学工学です。化学を産業に役立てる工学、ケミカルエンジニアリングの世界へようこそ!
東工大には世界に誇るスーパーコンピュータTSUBAMEがあります。当研究室は、最先端のスーパーコンピュータ技術を駆使して化学を研究しています。コンピュータシミュレーションで化学反応の様子を見たり、液晶分子が自然と並ぶ様子を見たりすることができます。あなたもコンピュータで最先端の化学を垣間見てみませんか?
「高分子(ポリマー)」って聞いたことがあるけどなんだっけ?私たちの体から、身の回りの衣類、プラスチック、ゴムは全て高分子でできています。ここでは「化学の力」を使って、未来社会に活躍する「最先端高分子」をつくる研究の一端を紹介します。
まわりの環境に応答して右巻きから左巻き、さらにランダムコイル、とスマートに形を変える高分子について紹介・説明します。ゲルっちも少しやります。
ゴムの中には高分子という分子が沢山含まれています。この分子は小さな分子が手と手を繋いで、長い鎖のようになっています。長いといっても全長は1ミクロンの10分の1くらいしかありません。ゴムを伸ばすと元に戻ろうとする性質は、高分子一本鎖が元々もっている性質です。それを実際に引っ張る実験を体験しませんか?原子間力顕微鏡という特殊な装置でそれが実現できます。
皆さんは生体高分子というものを知っていますか?私たち生きものの多くは、タンパク質やDNAなどの生体高分子からできています。最近では、バイオテクノロジーの発展により、この生体高分子が私たちの役に立つ様々な工学材料として利用できることが明らかになってきています。
生体高分子を素材とした工学材料に関するわかりやすい解説に加えて、実際に顕微鏡による観察も行います。
ベンゼン環や複素環が連結した芳香族ポリマーは、高耐熱性、耐薬品性、優れた機械特性を有し、航空宇宙や電子産業で広く使われている「ポリイミド」はその代表格です。安藤研究室では、各種分光法や計算化学を駆使した解析技術に基づき、耐久性のみならず高蛍光性、光電導性、高熱伝導性などの電子・光機能性を併せもち、社会発展に寄与しうる画期的な高分子材料の創出を目指しています。
石曽根研究室では、特定の性質や機能を発現させるためにはどんな構造が必要なのかを考え、新しい高分子を設計し合成することを目的として研究を行っています。身の回りの高分子から新規高分子合成の魅力や最新の研究、実験に必要な技術であるガラス細工についてご紹介します。
更新日:2017.09.29