生命理工学系 News
8月7日、東京科学大学(Science Tokyo)生命理工学院の山田拓司研究室は、日本在住のインドネシア語話者を対象とした「こどもサイエンス教室 Apa itu bakteri usus? 腸内細菌ってなんだ?2026」を開催しました。
ヒトの腸内には、約1,000種類、40兆個もの細菌が共生していると言われています。近年、腸内細菌の解析技術が飛躍的に向上したことで、これらの細菌を網羅的に調査することが可能となり、さまざまな発見が相次いでいます。本イベントは、そうした目に見えない細菌たちの活動や仕組みを子どもたちに分かりやすく学んでもらおうと、同学院の学生たちが開発した腸内細菌ボードゲーム「バクテロイゴ」を使って行われました。毎年定期的に開催している小学生向けのイベントですが、今回はScience Tokyoのインドネシア人留学生が主体となり、初めてインドネシア語での開催を企画しました。
当日は未就学児から大人まで一般の方々約40人が参加しました。最初に学生が腸内細菌の仕組みについて説明し、その後は参加者が実際にボードゲームを楽しみました。
学生の説明の後、ボードゲームを楽しむ参加者
楽しみながら腸内細菌について学ぶ機会に
「こどもサイエンス教室」の活動は今年で10年目を迎えます。インドネシア語話者の子どもたちと本学の学生は、日本語、インドネシア語、英語を交えながら楽しいひと時を過ごしました。子どもたちの好奇心は言葉の壁を越えて広がり、ゲームを通じて腸内細菌の不思議さや仕組みを学ぶ貴重な機会となりました。また留学生たちは、いつかは母国の子どもたちを対象にしたイベントを開催してみたいと意欲を見せていました。
イベント終了後、Science Tokyoの学生と参加者が一緒に記念撮影
「腸内細菌ってなんだ?」は今後も定期的に開催し、一般市民の方々に、身近にサイエンスを楽しんでいただける機会を提供し続けてまいります。