生命理工学系 News

「すずかけサイエンスデイ2026」を開催

最先端の研究と科学体験に3,300名以上が来場

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2026.06.16

東京科学大学(Science Tokyo)では、5月16日、17日の2日間、「すずかけサイエンスデイ2026」を開催しました。

すずかけサイエンスデイは、研究室公開や講演会を通して最先端の研究に触れながら、理科や科学の面白さ・奥深さを幅広い世代に体験してもらうことを目的としたイベントです。例年の研究室公開や理科実験教室、講演会に加え、歯学部と連携したイベントを実施し、総勢3,300人以上の来場者を迎えました。両日共に天気にも恵まれ、小中学生から受験生、一般の方々まで、キャンパスはさまざまな来場者で賑わいました。
また、同日にはオープンキャンパスも開催され、「東京科学大学理工学系 第2回大学院説明会2026」をはじめ、各学院・系やプログラムによる個別説明会や見学会が行われました。

参加者から多くの質問が寄せられた講演会

16日には、「東京科学大学を"ホタルの里"に!」をテーマに、リベラルアーツ教育研究院の栁瀬博一教授と、山村雅幸名誉教授(東日本国際大学教授)が、2024年から取り組んでいる「横浜キャンパスにホタルと自然を!」プロジェクトの進捗状況や今後の展望を報告する講演会を開催しました。すずかけ池を中心とした横浜キャンパスの豊かな自然環境を紹介すると共に、これまでのプロジェクトの成果が発表されました。

17日には、「嚥下訓練を支援するテクノロジーの開発―言語聴覚士不足に応える医工連携の挑戦―」をテーマに、医歯学系と理工学系それぞれの研究者が持つ研究知見を組み合わせた異分野融合研究のうち、東京科学大学病院病院基盤診療部門リハビリテーション部の酒井朋子准教授と総合研究院未来産業技術研究所の船越孝太郎准教授が講演を実施しました。リハビリテーション医療と工学が連携し、言語聴覚士の専門性を補完・拡張することを目指した嚥下支援システムの開発について、最新の生成AI技術の動向なども踏まえながら紹介しました。

両日とも約70人の参加があり、講演後の質疑応答では多くの質問が寄せられ、参加者の関心の高さがうかがえました。

質疑応答を行う栁瀬教授と山村名誉教授

講演を行う船越准教授

42のさまざまな分野が参加した研究室公開

研究室公開には、多岐にわたる分野から42の研究室が参加しました。日頃の研究をもとに、身近な物質や微生物を使った実験、生活に関わる疾病研究、AIを駆使した最新技術の紹介などが行われ、来場者は学生や研究者の説明に熱心に耳を傾け、最先端の研究への理解を深めていました。

山元・今岡研究室

粂・白木研究室

理科実験教室「くらりか」に小中学生約180人が参加

東京科学大学理工学系同窓会(蔵前工業会)の有志が運営する「蔵前理科教室ふしぎ不思議(くらりか)」は、子どもたちに理科の面白さを伝えることを目的に活動しており、すずかけサイエンスデイでは毎年多彩なテーマで実施されています。今年は「ペットボトル顕微鏡」と「浮沈子」の2テーマで行われ、小中学生約180人が参加しました。

「ペットボトル顕微鏡」の教室では、ペットボトルの蓋とガラス玉で顕微鏡を作成し、布繊維や玉ねぎの細胞などを観察すると共に、空気・水界面の屈折反射やレンズの性質と仕組みを学びました。今年は特別に総合理工学院化学生命科学研究所の淺沼大祐准教授から最先端の顕微鏡の紹介もあり、保護者の方も深く聞き入っていました。

また、「浮沈子」の教室では、ペットボトルと金魚のタレ瓶を用いて浮沈子を作成しました。ペットボトルに入れた金魚のタレ瓶が水の中を浮いたり沈んだり、回転する様子を観察しながら、重さと浮力やアルキメデスの原理を学びました。

終了後のアンケートでは、参加したほぼすべての子どもたちが「また参加したい」と回答し、科学への関心の高まりが見られました。

「ペットボトル顕微鏡」

「浮沈子」

歯学部との連携イベントを開催

昨年好評だった歯学部連携イベント「歯型を撮影しよう!」を今年も実施しました。
「歯型を撮影しよう!」では、東京科学大学病院の歯科医療で使用されている口腔内スキャナを用いて、歯の模型をスキャンする体験を実施しました。参加者は歯学部の教員や学生のアドバイスを受けながら歯型や各自の持ち物を丁寧にスキャンし、パソコンに出力された3D画像を確認しました。また、歯学部入学に興味のある受験生と学生が入試や学生生活について話をする場面もありました。

「歯型を撮影しよう!」でスキャン体験

歯学部の学生からスキャナーの説明

その他にも、スーパーコンピュータTSUBAME4.0の一般公開や、学生団体による模擬店の出店が行われました。来場者は、最新の計算設備を間近で見学したり、学生との交流を通じて、すずかけ台キャンパスの雰囲気を存分に味わっていました。

TSUBAME4.0の見学

模擬店の焼き鳥

ご寄附者限定の横浜キャンパスツアーを実施

2025年に実施した「すずかけ台キャンパス設立50周年キャンペーン」にご寄附いただいた方を、各講演会の特別席と横浜キャンパスツアーにご招待しました。広々とした自然豊かな横浜キャンパスの見所をピックアップして巡るツアーは、スーパーコンピュータTSUBAME4.0やすずかけ池の特別な説明もあり、横浜キャンパスの魅力を端的に感じることができる機会として大変好評でした。
今後は、「すずかけ台キャンパス設立50周年キャンペーン」の後継となる「横浜キャンパスにホタルと自然を!」基金のご寄附者を対象に、すずかけサイエンスデイに合わせて横浜キャンパスツアーを実施していく予定です。

すずかけ池の水路の説明をする栁瀬教授

完成した棚田を案内

来年度も、より多くの方々にScience Tokyoと横浜キャンパスを身近に感じられるような楽しい企画を用意して、皆さまをお待ちしています。

お問い合わせ

総務企画部横浜総務課

Email ssd@adm.isct.ac.jp
Tel 045-924-5904

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