機械系 News
世界中で深刻化する水不足の課題に大学院生が挑む
2022年10月22日(土)に京都大学吉田キャンパスにて開催された第22回環境技術学会年次大会において、工学院機械系原子核工学コース修士課程1年生の堀川虎之介さん(近藤正聡研究室)が、”海水と液体金属流体との直接接触による淡水生産技術に関する研究”という研究発表を行い、プレゼンテーション賞を受賞しました。
堀川虎之介さんは、世界中で深刻化する水不足の課題解決を目指し、学部4年生の特定課題研究の時から液体金属流体技術を応用した海水淡水化技術について研究を実施してきました。液体金属Snに対して海水を接触させて、蒸留により淡水を生産しながら、海水中に溶存する有価資源を液体金属を介して回収するユニークなコンセプトの研究を実験を中心に実施しています。
本研究は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「官民による若手研究者発掘支援事業」(若サポ) の補助を受けて実施されました。
この度はプレゼンテーション賞を頂戴し、誠にありがたく存じます。大変励みとなりましたので今後とも精進してまいります。ご審査いただいた先生方及び本学会を運営された皆様に心よりお礼申し上げます。