機械系 News
学部4年生の堀川 虎之介さんが、超異分野学会 大阪大会2022でダイセル賞を受賞
東京工業大学工学院機械系学部4年生の堀川 虎之介さん(近藤正聡研究室)が、8月27日に開催された超異分野学会 大阪大会2022における「テクノロジースプラッシュ」と「ポスターセッション」にて、液体金属技術を応用した海水淡水化技術と有価資源回収というタイトルの研究発表を行いました。
超異分野学会は、研究者、大企業、町工場、ベンチャーといった分野や業種の違いにとらわれずに、議論を通じて互いの持っている知識や技術を融合させ、人類が向き合うべき新たな研究テーマや課題を捉え、共に研究を推進する事を目的に開催されています。
堀川 虎之介さんは、世界中で深刻化する水不足の課題を解決するために、液体金属流体を応用した海水淡水化技術について近藤正聡研究室で研究※を行っています。その情熱や異分野との連携推進姿勢が高く評価され、超異分野学会のパートナーである株式会社ダイセルの会社名を冠した“ダイセル賞”を受賞しました。今後は、早期の社会実装実現を目的として、企業との共同研究などが行われる予定です。
※ 本研究は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)官民による若手研究者発掘支援事業(若サポ)マッチングサポートフェーズ:環境負荷に配慮した革新的な海水淡水化プロセスと有価資源回収法(代表 科学技術創成研究院ゼロカーボンエネルギー研究所准教授 近藤正聡 (工学院機械系担当))の支援により実施されています。