赤塚研究室の山下雄也さん(電気電子系 D1)が国際会議 75th Annual Gaseous Electronics ConferenceにおいてGEC Student-Poster Prizeを受賞
赤塚研究室の山下雄也さん(電気電子系 D1)が10月3日(月)~7日(金)に仙台インターナショナルセンターで開催された国際会議 75th Annual Gaseous Electronics ConferenceにおいてGEC Student-Poster Prizeを受賞しました。
山下雄也さん(赤塚研究室 D1)
受賞概要
- 受賞者:
- 山下雄也(赤塚研究室 D1)
- 国際会議名:
- The 75th Annual Gaseous Electronics Conference / 11th International Conference on Reactive Plasmas (GEC2022/ICRP11)
- 賞:
- GEC Student-Poster Prizes (GEC 学生ポスター賞)
- タイトル:
- Position dependence diagnosis of electron temperature and density of inductively coupled argon plasma based on Abel inverted optical emission spectroscopic measurement and collisional-radiative model
- 受賞日:
- 2022年10月6日(木)
受賞者の声
研究に取り組む山下雄也さん
プラズマは、半導体加工など幅広い産業分野で利用されています。しかしながら、プラズマの状態を把握する診断技術は、未だ十分に確立されていません。これにより、基礎現象解明の障壁となっているのが現状です。そのため産業現場では、実験による試行錯誤に頼った、加工条件の設計が行われており工学上課題となっています。
赤塚研究室では、プラズマ診断、プラズマ分光学に関する研究に取り組んでいます。本研究では、エッチング装置で生成したアルゴンプラズマを計測対象とし、プラズマの発光スペクトルに基づいて、反応を支配するパラメータである電子温度や電子密度を診断する方法を考案しました。さらには、これまでほとんど検討されてこなかった、実加工装置における診断に関する諸問題を検討しました。