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竹内研究室の渡辺泰一さん(電気電子系 D1)がInternational Young Electrostatic Scholar (I-YES) symposium 2021でI-YES awardを受賞

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2022.04.08

竹内研究室の渡辺泰一さん(電気電子系 D1)が2021年8月19日、20日に開催されたInternational Young Electrostatic Scholar (I-YES) symposium 2021でI-YES awardを受賞しました。

竹内希准教授(左)と渡辺泰一さん(右)

竹内希准教授(左)と渡辺泰一さん(右)

 受賞概要

受賞者:
渡辺泰一(D1)
受賞先:
The 1st International Young Electrostatic Scholar(I-YES)symposium 2021
賞:
I-YES Award(最優秀プレゼンテーション賞)
タイトル:
H2O2 production by a 10-parallel diaphragm discharge with different volltage waveforms and frequencies
受賞日:
2021年8月20日

 受賞者インタビュー

  • この賞はどのような賞なのですか?

今回、静電気学会 静電気・高電圧・放電・プラズマ若手研究委員会と釜山大学 材料工学専攻により共催された国際学会において、最優秀プレゼンテーション賞に選ばれました。

  • この研究はどんな内容で、どのように世の中の役に立つことが期待できるのでしょうか?

本研究は、ダイヤフラム放電プラズマによる過酸化水素生成の特性を調べたものです。このプラズマは,従来の過酸化水素生成手法よりも,簡素な機構で過酸化水素を生成することができます。エネルギーの生産・消費然り,分散型社会が話題になりがちな今日ですが,水処理においても分散型というのはキーワードになりつつあり,本研究はその分散型水処理の実現・普及に貢献すると期待できます。本発表で行ったような,プラズマ形成条件に応じた最終生成物の生成特性の調査と併せて,プラズマ形成の現象自体への研究を進めることで,今後,本手法の課題である「低いエネルギー効率」を克服していきたいと考えています。

  • 受賞の感想は?

受賞は大変嬉しく思います。研究分野の近い人と遠い人の混在する会議でしたので,そこで発表を評価していただいたことの意義をよく考え,今後も研究に励みたいと思います。

  • 電気電子コースに進んだきっかけは?

現代社会が電気エネルギーに非常に大きく依存して成立していることに気づき,電気エネルギーを直接的に扱う技術や研究に携わりたい,と興味を持ったことがきっかけです。

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