電気電子系 News
沖野研究室の山内素明さん(電気電子系 B4)が電気学会東京支部カンファレンス第11回学生研究発表会において優秀発表賞を受賞しました。
沖野研究室では,大気圧プラズマを用いたウイルス不活化や殺菌の研究を行っています。これまでの実験により,新型コロナウィルス等の消毒耐性の低いウイルスや細菌には長寿命の活性種でも十分に有効であることが明らかになってきました。そこで,プラズマ中で生成した長寿命活性種を再利用して消毒能力を高める循環型プラズマ処理の研究を開始しました。しかし,高濃度の活性種を含む気体を循環させるポンプが必要です。そこで本研究では,多段化したプラズマアクチュエータを開発し,循環ポンプとして使用するための実験を行いました。