電気電子系 News
ハイブリッド自動車用スイッチドリラクタンスモータの消音と効率を上げることに関する論文
千葉明教授、ベイレス・ジェイコブ研究員、杉元紘也助教ら東工大の研究員3名がIEEE Transactions on Energy ConversionのBest Paper Awardを受賞しました。
A:IEEE Power and Energy Society Transactions on Energy ConversionのEMC Prize Paper Award 論文賞(2位)を受賞致しました。
A:SRモーター音を上げることなく効率を上げることが出来たので、受賞委員会が評価してくれたと思います。以前は、SRモーター音を抑えるために効率が下がっていました。
A:この研究を評価していただいて、とても嬉しくて、感謝しております。この研究によりhybrid自動車や電気自動車が安くなり、CO2排出量を削減することに少しでも貢献出来ると祈っています。
A:2013年、私はアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)で電気モーター専門の大学院生でした。あの時、東京工業大学の八木先生が「TIROP」と言う留学プログラムを教えてくれました。TIROPとは、東工大に留学希望の外国人大学生をサポートするプログラムでした。私は電気モーターに興味がありましたので、電気電子工学科の千葉研究室に留学しました。今はもう卒業しましたが、この研究室に所属出来たのはすごく良い経験になりました。
A:私にとって、最も印象的だったのは毎日千葉研究室で他の学生たちと一緒に研究することでした。その学生たちは、毎日データを集めて、色々な実験をしていました。千葉研究室では、皆の協力があって、学生たちでよく一緒に問題を乗り越えました。単純かもしれませんが、MITの雰囲気の方がコンペティティブで、東工大はよりコラボレーションだと感じました。
A:するべきと言われた事より、自分の道を探し、本当に興味が深い事をするのが大事だと信じています。 新しいアイデアを発明するために、広い心が必要です。だから、何よりも外国に行きましょう!MITで、日本人の学生はびっくりするほど少なかったですが、中国や韓国からの学生は多かったです。自分の英語力に自信がなくても、必要性に応じて学ぶことが上達への一番の道です。