生命理工学系 News
東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の星野歩子准教授(生命理工学コース主担当)が、第11回フロンティアサロン永瀬賞最優秀賞を受賞しました。
一般財団法人フロンティアサロン財団が2011年に設立した永瀬賞は、社会に対して大きく貢献する科学技術の分野で、新しい発想で新分野を開拓する若手研究者に贈られます。将来にわたって未知の領域を切り拓き、その成果が多くの人々に恩恵をもたらすと期待される研究者に贈呈することを目的としています。8月6日(金)の選考会における審査により受賞が決定しました。
毎年9月に帝国ホテルにおいて授賞式を執り行うとともに、約1,000名の高校生を対象に、受賞者による高校生のための特別講義「サイエンスセミナー」を実施しています。新型コロナウイルス感染症の影響により、今年の授賞式・特別講義サイエンスセミナーは、9月24日(金)に株式会社ナガセ本社のスタジオからZOOM(ウェビナー)での収録・配信にて行われました。
細胞が発するメッセージを読み解く未来~人体のSNS #エクソソーム~
星野准教授
この度、栄誉あるフロンティアサロン永瀬賞最優秀賞を賜りまして大変光栄に感じております。本校元学長であり東京工業大学名誉教授の相澤益男先生、同じく東京工業大学名誉教授柿本雅明先生が選考委員に名を連ねられており、そうそうたる役員の皆様、委員の先生方に今回選出していただきましたことは、身に余る光栄です。
これまでの研究だけではなく、将来への期待も込めて最優秀賞を賜る運びとなったと伺い、今後益々、自身の目指す研究に精進して参りたいと思います。
受賞講演は2,000人を超える東進ハイスクールの高校生へオンラインで行われました。高校生へお話する機会は、自身の初心を思い出すきっかけにもなり、非常に多くの刺激をいただきました。
最後に、本賞の受賞にあたり、ご指導賜りました多くの先生、研究仲間、研究室メンバー、そして家族に心より感謝申し上げます。