第26回高校生のための夏休み特別講習会 開催報告
2018年8月2日(木)~8月3日(金)に「第26回高校生のための夏休み特別講習会」が開催され、40名の高校生の参加がありました。
東京工業大学生命理工学院では、高校生の皆様に実験を通して現代の科学技術の柱の一つである生命理工学の最前線を体験し、この分野の面白さを発見してもらうことを目的として、毎年講習会を開催しております。
今回の講習会のテーマは、「オートファジー発見の追体験~自分の目でオートファジーを観てみよう!~」と「小さな生き物の大きな可能性~極限環境微生物とバイオテクノロジー」の2つ。
中戸川仁准教授、八波利恵准教授、中村聡教授、他スタッフ、多数の大学院生・大学生のTA※の協力により無事に終了しました。
※TA:ティーチングアシスタントの略。大学などにおいて、担当教員の指示のもと、学生が授業の補助や運用支援を行うこと、あるいはそれを行っている学生のこと。
講習会スナップ写真
中戸川研究室
中戸川研究室スタート
熱心にオートファジーを観察する高校生たち
中村・八波研究室
中村・八波研究室スタート
実験材料の味噌の計量
閉講式
修了証書授与
2日間よく頑張りました
集合写真
アンケート(抜粋)
高校生たちに講習会の感想を聞きました。
アンケートの詳細は、第26回高校生のための夏休み特別講習会アンケート集計結果をご覧ください。
- 以前まではほとんど知らない分野でしたが学んでみるととても興味深い内容でした。自分たちでグループのメンバーと話し合いながら結果の意味について考えることができ、実験と思考の楽しさを知りました。
- オートファジーがおこり、液胞内で、うようよとつぶつぶが動きまわっているのを初めて見たときは感動しました。また、好塩性酵素や好アルカリ性酵素が想像以上に身近に存在して、大きな役割を果たしていることに気付かされました。
- 生命系の内容を大学で勉強したいと思っているので、貴重な体験ができて楽しかったです。普段学校ではあまり実験は出来ないのでいい経験になりました。
- 詳しく分かりやすい説明だったのでネットや本を読んでも疑問に思わなかったところや難しくて分からなかったところについて理解が深まり、もっと知りたいと思いました。東工大に入りたいと強く思うようになったので勉強頑張ります。
- どの授業もおもしろくて、楽しかったです!理科がもっと好きになりました。あと大隅先生に会えて、とても嬉しかったです。貴重な体験ができました。本当にありがとうございました!