第24回高校生のための夏休み特別講習会 開催報告
スナップ写真とアンケート結果
2016年7月28日(木)~7月29日(金)に「第24回高校生のための夏休み特別講習会」が開催され、42名の高校生の参加がありました。
東京工業大学生命理工学院では、高校生の皆様に実験を通して現代の科学技術の柱の一つである生命理工学の最前線を体験し、この分野の面白さを発見してもらうことを目的として、毎年講習会を開催しております。
今回の講習会のテーマは、「タンパク質のかごの中に金をつくる」と「生きた細胞のなかのDNAの働き」の2つ。
上野隆史教授、木村宏教授(共に生命理工学コース主担当)、他スタッフ、多数の大学院生・大学生のTA※の協力により無事に終了しました。
当日の様子を撮ったスナップ写真と、講習会についてのアンケートの結果(感想など)を掲載しましたのでご覧ください。
※TA:ティーチングアシスタントの略。大学などにおいて、担当教員の指示のもと、学生が授業の補助や運用支援を行うこと、あるいはそれを行っている学生のこと。
開講式
三原生命理工学院長の挨拶でスタート
高校生たちは、少し緊張気味です
上野隆史教授の挨拶
木村宏教授の挨拶
【上野研:安部助教・TA】
笑顔で頑張ります!
【木村研:西原助教・佐藤・半田研究員・TA】
ポスターとテキスト表紙は佐藤研究員(前列左端)の力作です
上野研究室
講義からスタートです
みんな真剣です
TAたちもやる気満々?
TAが優しく指導します
電子顕微鏡で細胞を観察中です
実験以外の話もたくさん聞けます
安全面に配慮して実験します
難しい計算に奮闘中
先生ともいろんな話ができます
2日目スタート
実験の合間に研究室も見学します
2日目は、すっかり和やかな雰囲気です
最後までよく頑張りました
木村研究室
講義からスタートします
顕微鏡で細胞を観察します
細胞を優しく丁寧にほぐしています
説明を聞く表情も真剣です
イラストや図を使い丁寧に指導します
顕微鏡の細胞をスマートフォンで撮影中
顕微鏡の使い方も慣れて来ました
2日目の疲れもなく実験に集中
染色体がみつかったらスケッチします
2日間根気強く頑張りました
閉講式
三原学院長から一人ずつ修了証書が授与されます
三原学院長のご指名で高校生からも一言いただきました。
遠方から参加してくれた彼はとても実験好きで2日間楽しんでもらえたようです。
講師とスタッフが一人ずつ挨拶をしました。充実した2日間を過ごしました。
記念撮影
2日間の講習をやり遂げてみなさん。素敵な笑顔です。
アンケート(抜粋版)
高校生たちに講習会の感想および東工大すずかけ台キャンパスの印象を聞いてみました。
アンケートの詳細は、第24回高校生のための夏休み特別講習会アンケート集計結果をご覧ください。
- 普段高校ではできないような実験をすることができて、とても面白く勉強になりました。TAの方々も親切に指導して下さり、とても分かりやすかったです。もっと生物を勉強したいと思いました。
- 生命理工学という分野は幅広く様々な研究をしていて面白そうで、是非研究したいと思いました。特に1日目の講習で、タンパク質の魅力、すごさ、不思議さなどを知って、自分の興味の幅が広がりました。他にも電子顕微鏡で生きているDNAを観察できたのもうれしかったです。将来、東工大7類進学も視野に入れて勉強していこうと思います。
- 実験の時にホワイトボード等を使って説明して下さったので、とても分かりやすかったです。教科書を講習前に配っていただけたら予習できるのでさらに良いと思います。
- 同じ分野に興味を持つ同世代の高校生達と一緒に実験をして、たくさん刺激を受けた2日間でした。楽しかったのはもちろんですが、学校の授業より深い勉強ができたので充実感でいっぱいです。キャンパスは緑が多く、山にも登ってみました。とてものどかで素敵なところだと思います。
- 緑豊かなキャンパスでなんとなく空気も澄んでいるような気がし、好きな雰囲気でした。2日目にはうぐいすの鳴く声も聞くことが出来ました。スタッフの方々も優しく気さくに話しかけて下さり、楽しい時間をすごすことが出来ました。ありがとうございました。
- 学校の授業で学んだことを少し応用させたり、よく考えると理解できることもあり、とても楽しく受講できました。理解が難しいこともたくさんありましたが、分かるようになりたいという気持ちになりました。すずかけ台キャンパスは緑が多く、勉強をする環境が整っていると思います。
「第24回高校生のための夏休み特別講習会」の告知ポスター