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三浦智講師が2022年度「東工大挑戦的研究賞」末松特別賞を受賞

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2022.07.20

三浦 智 講師(機械コース 主担当)が2022年度東工大挑戦的研究賞を受賞し、末松特別賞にも選ばれました。
授賞式は2022年9月1日に開催される予定です。

挑戦的研究賞は、東工大の若手教員の挑戦的研究の奨励を目的として、世界最先端の研究推進、未踏の分野の開拓、萌芽的研究の革新的展開又は解決が困難とされている重要課題の追求等に果敢に挑戦している独創性豊かな新進気鋭の研究者を表彰するとともに、研究費の支援を行うものです。本賞を受賞した研究者からは、数多くの文部科学大臣表彰受賞者が生まれています。
第21回となる今回は三浦智講師を含む10名が選考され、うち3名が末松特別賞にも選ばれました。

2022年度「東工大挑戦的研究賞」の受賞者は、こちら別窓をご覧ください。

※末松特別賞は、挑戦的研究賞受賞者のうち特別に優れていると評価された研究者に対する、末松基金別窓による顕彰です。今回は、三浦智講師を含む3名が選ばれました。

三浦 智 工学院 機械系 講師

研究課題名:人の身体性に適した遠隔操作ロボット用インタフェースの開発

三浦智講師

この度は名誉ある賞を賜りまして大変光栄に存じます。ご推薦頂きました先生方をはじめ、共同研究の先生方、職員の皆様方、学生など多くの方に厚く御礼申し上げます。
私は、人の生体情報を用いたロボット・AIに関する研究に従事しております。今回の研究では、ロボットの直感的な操作を実現するためのインタフェースの開発を実施しています。インフラや医療、サービス業などでロボットを遠隔で操作する技術のニーズは大変高まっております。それらのロボットは作業現場での複雑な環境に適応するために独特の構造をしており、人間の身体とは異なる構造や形態をしている場合が多いです(この性質を「身体性の違い」と言います)。それゆえ、直感的な操作が困難な場合が多く、人間とロボットの二つの異なる構造を繋ぐインタフェースが大変重要になります。本研究では、独自の構造のインタフェースを開発しており、初心者や熟練者問わずに直感的な操作を実現できるような知的制御を目指しています。当受賞を励みに、益々精進して参ります。

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