電気電子系 News
こんにちは、電電HPサポーターズです!
すばらしい研究者の紹介シリーズでは東工大電気電子系のすばらしい先生方を学生目線で気になることについて取材しています。
今回は准教授である田口大先生に取材させていただきました。
田口:進学した理由は研究がしたかったからです。研究することしか考えていなかったので、ほかのことは、なにも考えていませんでした。
田口:苦労というか・・・東京に出て一人暮らしでしたので、インフルエンザにかかって動けないとき苦しかったです。あと、東京の夏は暑いですね!
田口:応用は考えていません!(と書かれると方々から怒られるかもしれません)
誘電体は東工大で、いろいろな面から科学的にも技術的にも培われてきました。
しかし、イメージとして、主にこれらの材料は「電流を遮断する」という絶縁体的な使われ方からの扱いが多いようです。
私たちの研究室では、本来誘電体のもつ分極に着目することで、発電源、つまり電流を遮断するのではなく、電流を作り出す材料として誘電体をとらえ、研究をしています。
ファラデーの法則を利用した発電機ではなく、ガウスの法則を利用した発電機が作られることになります。
全く新しい発電方式です。いろいろとエンジョイしているところです。
田口:コンデンサの研究がしたくて東工大の門をたたきました。幸いに入学を許され、よき師、よき友を得、いままで研究を続けてきました。
田口:研究のことしか考えていません。。。と、あまり本当のことを言うと、ますますおかしなイメージに、、、ご容赦ください。
田口:アドバイスということとは違うかもしれませんが、、、やりたいことを見つけ、やってみる、ということが面白ければ、面白い方へ取り組んでみる、、、ということでしょうか。。。
電気電子系に進学すれば、電気電子系のことに絞られる、ようなイメージはないです。
電気電子系で学べる関連のもの・ことを、自家薬籠中のものとすることで、その上にたって、いろいろなことがらを考えられるようになり、楽しんでもらえれば、、と思います。