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協和キリン株式会社と創薬技術の研究開発のための組織的連携協定を締結

アカデミア/企業ネイバーフッドプロジェクト

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2023.04.27

協和キリン株式会社及び生命理工学院TFメンバー

協和キリン株式会社及び生命理工学院TFメンバー

東京工業大学生命理工学院と協和キリン株式会社は、「創薬技術の研究開発のための組織連携に関する協定」を締結いたしました。

横浜市緑区に立地する生命理工学院と、隣接する東京都町田市にある協和キリン株式会社東京リサーチパークが連携し、地の利を活かした新たなオープンイノベーションの取り組みを開始することになりました。ライフサイエンスとテクノロジーの最先端研究と人材育成に取り組む生命理工学院と、同じくライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献するという経営理念・ビジョンを掲げ、抗体技術を基盤としたバイオ医薬品に強みを持つ協和キリンが、ネイバーフッドを活かして物理的にも密に交流することで、新たなイノベーションの創出を目指した協働が始まります。

本連携の特徴としては、クロスアポイントメント制度を活用し、本学の教員が協和キリンの社員となり、協和キリンの東京リサーチパーク(東京都町田市)にて研究を行うことを想定しています。すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)と協和キリンの東京リサーチパークという近接したエリアで、最先端のライフサイエンスとテクノロジーを共通基盤として密に連携し、力を合わすエコシステムを築くことで、アカデミア研究者と企業研究員が相互に理解し合い、異文化交流による新たなアイデアの着想や成長機会を獲得することも期待されます。

今回締結された協定(2023年4月)では、相互の連携により創薬技術に関する研究開発を効果的に進め、協和キリン株式会社の技術力の向上を図るとともに、生命理工学院の研究成果の社会還元と研究教育の推進に資する事を目的としています。

今後、基本方針の策定、具体的に協働する研究テーマ、研究者の交流や設備の相互利用等の連携内容、人材育成の諸活動等は、東京工業大学生命理工学院と協和キリンの双方のメンバーで構成される運営委員会を設置して検討します。企業における創薬研究の進展や、大学の知の社会実装が効果的かつ効率的に進められることが期待されます。

今回の協定締結にあたり、梶原将生命理工学院長は、
「近隣である産と学が、創薬を中心とした様々な生命科学分野についての高頻度な議論や情報交換により、思いも寄らないアイデアの創出を期待するとともに、本学院教員が企業社員として産業界での実務の経験を積み、研究開発の幅を広げることで、将来社会に大きなイノベーションをもたらしてほしい。」
と述べています。

協和キリン株式会社について

協和キリンは、イノベーションへの情熱と多様な個性が輝くチームの力で、日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-changingな価値の継続的な創出を実現すること目指しています。協和キリンの事業について、詳しくは以下のサイトでご覧ください。

所在地 : 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
設立日 : 1949年7月1日
代表者 : 代表取締役社長 宮本 昌志
URL :

https://www.kyowakirin.co.jp別窓

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