リベラルアーツ研究教育院 News

留学生向けイベントを開催(2019年度前期)

ウェルカムコーヒーアワーズ、折り紙、どら焼き、七夕

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2019.08.29

海外から東京工業大学で学ぶ留学生が増えています。全体で1,700人を数え、大学院では、修士課程の17%、博士課程の36%が留学生です(2018年5月1日現在)。毎月開く国際交流イベントは留学生が日本文化を気軽に体験できることに加え、専攻や研究室を超えて交流する場となっています。4月の新入生を迎える「ウェルカムコーヒーアワーズ」には59名が参加し、5月~7月に計3回開催したイベントでは、のべ39名が折り紙や七夕といった日本の伝統を経験しました。2019年度前期の活動を紹介します。

4月 ウェルカムコーヒーアワーズ

新入留学生を入学式の後に歓迎する茶話会、ウェルカムコーヒーアワーズは年2回開いています。井村順一副学長(教育運営担当)の歓迎の挨拶で始まりました。来日したてで異文化の環境への不安がまだ大きい新入生ですが、コーヒーを飲みながらリラックスした雰囲気で交流しました。先輩の留学生から大学生活に関する情報を教えてもらい、ストレスや不安は軽くなったようです。

茶菓子を交えた歓談に加え、留学生会TISA(ティサ)や学生の国際交流グループSAGE(セージ)、国際問題に取り組む起業コンペティションHULT PRIZE(ハルト・プライズ)に関わる学生が活動を説明しました。リベラルアーツ研究教育院日本語セクションの教職員も加わり、日本語の授業や履修について相談する留学生もいました。

会場の様子

会場の様子

お茶を飲んで、ほっと一息

お茶を飲んで、ほっと一息

5月 折り紙

カラフルな紫陽花が完成!

カラフルな紫陽花が完成!

今年度は紫陽花づくりに挑戦しました。花の1ピース1ピースを色とりどりの折り紙・千代紙で作りました。当初、花と葉のみで作る予定でしたが、参加者の自由な発想のもと、鶴を加えて台紙に貼り、みんなで一つの作品として完成させました。参加した留学生からは「折り紙が以前から好きだったので、イベントに興味を持った。楽しかった」という声が寄せられました。

6月 どら焼きづくり

参加者は、どら焼きの生地作りのデモンストレーションを見学した後、ホットプレートで思い思いの形や大きさの皮を焼きます。あんこ、カスタードクリーム、クリームチーズの3種類のうちから好きなものを塗り、皮にはさんで味わいました。中には4人合同でお好み焼きほどの大きさの重さ500 gもある大作を作るチームも現れました。参加者は「他の学生と日本の食べ物を作る経験ができた」「日本の伝統的なお菓子のどら焼きを作るのは初めての体験だった」と喜んでいました。

こんがり焼けました!

こんがり焼けました!

一番人気はカスタードクリームどら焼き

一番人気はカスタードクリームどら焼き

7月 七夕

七夕の起源や風習に関する動画を見て説明を聞いた後、おのおの短冊に願いごとを書き、笹に吊るしました。自分の書きたいことを日本語でどのように表現すればよいのか懸命にスマートフォンで検索し、願いごとを書き上げた学生もたくさんいました。願いごとを吊るした後は、折り紙で思い思いに七夕飾りを作りました。折り紙の変形や伸縮する様子について工学的な観点から興味を持つ学生も多くいました。参加者からは「七夕は初めての経験だったのでやってみてとても楽しかったし、新しい文化体験ができた」「日本文化についてさらにたくさんのイベントで学びたい」といった感想が聞かれました。

七夕をみんなで楽しみました

七夕をみんなで楽しみました

願いを込めて

願いを込めて

2019年度後期も、留学生と日本人学生、教職員との交流が深まるイベントを開催します。

お問い合わせ先

東京工業大学 学生支援センター国際交流支援部門

E-mail : ryu.kor3@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3027

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