教育
「科学に興味を持ったのは、学校の授業だった」ということ、ありませんか。理工系が得意だからこそ、その楽しさを伝えられます!東工大では、中学校の数学、理科、高等学校の数学、理科、情報、工業の教員免許状が取得できます。
学士課程: 100番台
教育に関連する発達現象の基本的知見と関連する方法論を取り扱います。主に、科学的・論理的思考の発達、道徳性の発達、発達機能を測定する技術について触れます。
山岸 侯彦 准教授
教育の科学が「発達」という時、それは動物の振る舞いが時間と共に変化していく現象を指します。ヒト幼児が時と共に自発的に自然言語を身につけていくのが、身近に分かりやすい発達の例です。児童・生徒の「思考の発達」を有るべき方向に導く事は、初中等教育の教員の大切な使命です。「発達と学習」科目では、そうした役目を果たすために必要な基礎知識を学びます。
学士課程: 100番台
授業のテーマは、現代社会における教職論です。現代の教職に関して重要な概念・理論について学びます。さらに、学校教育の具体的な実践について、教職論の概念・理論を手掛かりとし、客観的・具体的に考察します。
鈴木 悠太 准教授
上記の学びを通して、より良い授業とより良い学校の担い手(生涯において学び続ける教師)となるための基礎(学び方の学びを含む)を作ります。
学士課程: 200番台
教職概論、教育の基礎理論、教科教育法1、情報機器の操作に関する科目の基礎知識を前提に、教育工学的な授業設計・改善の考え方、教育課程編成、教授・学習に関わるモデル、教授法などの基礎知識と、授業設計・評価のための方法を学びます。電子掲示板、e-learning、授業設計システムなどで課題に取り組み、情報機器の活用体験もします。
松田 稔樹 教授
教員は、豊富な知識に加え、それを効果的に教える技術も必要です。料理や演技にも理論があるように、教え方にも理論があり、それに即した設計が必要です。「ものづくり」における工学と似てますね。教育の基礎理論をベースに、見方・考え方を修得し実践する、それが教育工学です。
学士課程: 200番台
主体的・対話的で深い学びを実現するための指導法、ならびにデジタル教科書、インターネット、電子黒板等のメディアを活用した指導法を、実践をとおして学びます。情報技術と教育との関わりについて授業改善の視点から理解し、授業を設計し実践できるようになることを目的とします。
室田 真男 教授
ICTを活用さえすれば自動的に授業が良くなるわけではありません。この授業は、各教科の学習目標を達成するために、いかにICTを活用できるのかを経験的に学ぶ場です。失敗を恐れずにチャレンジしてみて下さい。
学士課程: 300番台
この演習は、教職課程の最後を締めくくる必修科目です。特に、各学生の前提知識・技能の修得状況をふまえて学校教育の現代的課題に関する特定研究課題を設定し、学生同士で情報交換・議論し、研究報告としてまとめ・発表します。
鈴木 悠太 准教授室田 真男 教授松田 稔樹 教授
山岸 侯彦 准教授栗山 直子 助教
学校現場の課題を学問的知見や他の実習生との議論をふまえて分析・探求し直し、改善案を立てられるようになったり、学校教育の現代的課題を解決する上で必要な教育実践研究の方法を修得したりします。
学士課程: 300番台
教育課程の講義・演習で修得した専門知識や技能を学校現場で実際に提供する体験を通して、教職への理解を深めること、教師として必要な実践的能力を修得すること、生徒理解を深めることを目的とします。全体として4週間の実習を行います。
栗山 直子 助教室田 真男 教授松田 稔樹 教授
山岸 侯彦 准教授鈴木 悠太 准教授
教師として、教壇に立ち授業を実践し、生徒と様々な形で接し、現職の先生方の働きぶりを知ることにより、教師となることへの意欲をさらに高めて頂きたいと思います。また、人間的にも大いに成長できる4週間となります。
修士課程: 400番台
授業の情報化、プログラミング活動を含めた情報教育、教科の指導法の改善などをテーマに、地域の学校現場との連携・協力の下、教材開発や授業実践など、教員に求められる実践的問題解決活動を行い、学校と地域ならびに研究者との連携や協働の在り方について考えます。キャリア科目にも認定されています。
栗山 直子 助教
教育現場に行き、現場の先生から助言をうけながら自ら課題をみつけ解決するインターンシップです。教育現場の現状を理解し、より良い教育の実現を目指した問題解決能力を身につけることができると考えています。
その他の魅力的な教職科目はTOKYO TECH OCW 教職科目講義一覧 100~300番台、400番台をご覧ください。
また、教職課程のwebページには、授業案内・お知らせ・履修案内等が掲載されています。