教育

教養教育について

専門分野を社会へつなげる教養教育

東工大の教養教育群は、オリジナリティーにあふれています。学士課程から博士後期課程まで、それぞれの課程で学ぶべき科目が取りそろえられており、学生が自ら学び自分を育て、仲間と学びともに成長していくことができる教養です。
素晴らしい研究をしたいのであれば、自分の好きな専門分野だけでなく幅広い分野の基礎学力は必須です。また、価値ある研究を世界に広めたいのであれば、英語圏だけでなく、異文化の理解が欠かせません。研究が自分や周囲の人々、社会とどのように関わっているのか、世の中での理工系分野の立ち位置を見極めるには、文系教養が役に立つでしょう。
多彩な教養科目群は、「東工大生が身につける力」につながっています。

拡大画像をみる

専門分野を社会へつなげる教養教育

東工大流の文系教養

人文学(哲学、文学、文化人類学、芸術等)・社会科学(法学、政治学、社会学、心理学等)及び、文理融合科目(科学技術論、統計学、意思決定論等)を、斬新な手法で学びます。「東工大の伝説の文系授業」に出会えます。

教養コア学修

特に、「教養コア学修」と呼ばれる以下の授業が特徴的です。
学士課程入学直後に全学生が履修する「東工大立志プロジェクト」は、教養教育を各自のゴールに向かって志を立てるプロジェクトととらえ、そのための自己発見と動機付けを行う科目です。
学士課程教養教育の出口となる「教養卒論」では、これまでの教養教育で何を学んだのか、またそれは自分の志の実現にどう活きてくるのか、をレポートにまとめます。
修士課程1年目に履修する「リーダーシップ道場」では、仲間の能力を最大限活かしながら目標に向かってチームを導くリーダーシップ力を身に付けます。リーダーシップ道場で身につけた能力は、教養卒論の執筆をサポートする科目「ピアレビュー実践」、「東工大立志プロジェクト」のグループワークにファシリテーターとして参加する「ファシリテーション実践」など、学士課程学生を指導するなかでさらに高めることができます。
東工大の教養科目の最終地点にあたる博士後期課程学生向けの「越境型教養科目」では、最先端の研究の「種」や高度な教養的知識を、グループによる研究や発表を通じて共有します。自らの専門分野に限定されることなく、先端的・学際的な研究動向に目を向け、多様なバックグラウンドを持つ異分野の研究者と協力して、博士後期課程全体の「知の交流」を促進する場を創造していきます。

世界を知るには

英語の必修には、Reading等の四技能を伸ばす科目に加え、TOEFL等を利用する科目があります。Academic Presentationや口頭表現演習(英会話)等多彩な選択科目も用意されています。

第二外国語は楽しい!それに尽きます。久々に新たな言語を学ぶ初心と好奇心を抱き続ければ、第二外国語は必ずや新しい世界の絵図を開示してくれます。日本語とも英語とも異なる新たな言葉の網の目を通して、あらためて世界の見方と分節化の多様性を認識し、複眼的思考法を育んでください。

健康的な生活を送るには

講義・演習科目では、生涯にわたり健康的な生活を送るためのリテラシーを、生理・心理学、バイオメカニクスを通して学びます。実習科目は、スポーツ活動を主体とします。スポーツによってウェルネスを維持する適切な手法を修得し、またコミュニケーション能力・リーダーシップを実践的に身に付けます。

日本を学ぶ

留学生が大学での学修や研究、日常生活で必要となる日本語や日本社会について学ぶための科目です。学士課程では、大学で学ぶために役立つ論理的に書く技能や意見を述べる方法を学ぶとともに、日本文化への理解を深めます。大学院課程では、日本語を初めて学ぶ留学生向けから上級レベルのクラスまで、多様なニーズに応じたクラスがあります。にほんご相談室(Nihongo space)では日本語学習に関するアドバイス、日本語での会話練習や文章添削など様々な要望に応えています。

学校の先生になる

「科学に興味を持ったのは、学校の授業だった」ということ、ありませんか。理工系が得意だからこそ、その楽しさを伝えられます!東工大では、中学校の数学、理科、高等学校の数学、理科、情報、工業の教員免許状が取得できます。

ページのトップへ

CLOSE

※ 東工大の教育に関連するWebサイトの構成です。

CLOSE