機械系 News
鈴森康一教授(機械コース 主担当)が2020年度日本機械学会賞(技術)を受賞しました。
受賞者らは、マッキベン型として知られる空圧人工筋肉の細径化と高性能化を進め、その連続生産と量産化に成功しました。
従来のマッキベン型人工筋肉は数センチメートルの外径ですが、これを材料、設計、製造法の工夫により、外径2~5mmの細径・長尺で、しなやかな人工筋肉を実現しました。この人工筋肉を編むことによって、身体サポートスーツやリハビリ装具などの応用可能性を示し、さまざまな形状のしなやかなメカニズムの実現に新しい道を拓きました。この人工筋肉は現在、東工大発ベンチャー企業から販売され、さまざまな研究開発が国内外の研究機関や企業で進められています。この研究開発成果に対して、2020年度日本機械学会賞(技術)を受賞しました。
所属:1:東京工業大学、2:岡山大学、3:株式会社s-muscle