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難波江裕之助教がロボティクスの国際会議IROS2019において SICE International Young Authors Award を受賞

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2020.11.20

難波江裕之助教(機械コース 主担当)がロボット工学の分野で最も権威ある国際会議の一つ、IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems (IROS)(2019年11月4日~11月8日、マカオ)にて優秀な論文発表を行った日本人若手研究者に贈られるSICE International Young Authors Awardを受賞しました。

論文題目は"Soft Polymer-Electrolyte-Fuel-Cell Tube Realizing Air-Hose-Free Thin McKibben Muscles"です。
本論文は、講演論文集に掲載されるとともに、当学会で口頭発表を行いました。

受賞者の難波江助教(右)

受賞者の難波江助教(右)

SICE International Young Authors Award賞状

本研究で用いている細径マッキベン型人工筋肉は、通常、空気圧で駆動させますが、その際にポンプなどの空圧源が必要となります。
PEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)による水の電気合成/分解の反応を用いることで、電気的に駆動可能な空圧アクチュエータを実現可能ですが、電極の剛性により、人工筋肉の柔軟性を阻害してしまうことが問題でした。
本発表では、柔軟な電極を有するPEFCチューブを開発し細径人工筋肉と統合することにより、高い柔軟性を持つ電気駆動の人工筋肉を実現したことについて報告しました。
今後、本技術は、アシストスーツ等への応用が期待されます。

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