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大塚勇貴さん(井上・阪口研)が日本材料学会第67期学術講演会にて優秀講演発表賞を受賞

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2018.06.13

井上・阪口研究室の大塚勇貴さん(修士課程2年)が日本材料学会第67期学術講演会(2018年5月25日~27日 高知工科大学)にて優秀講演発表賞を受賞しました。

この学会では昨年の檜垣さんに引き続き、井上・阪口研究室の学生が2年連続での受賞になりました。

受賞者の大塚勇貴さん

受賞者の大塚勇貴さん

この研究はき裂先端の変形場を測定してその後のき裂進展挙動を予測することを目指して研究を進めており、変形場の測定にはデジタル画像相関法という材料表面に塗布したパターンをカメラで撮影する手法を用いています。き裂先端の変形場を室温から900℃までの温度範囲で測定し、ジェットエンジンや発電用ガスタービンの高温環境で発生するき裂進展挙動の予測を試みています。高温環境での測定には赤外線や空気中の温度勾配など測定の障害となる技術的な課題が多いのですが、地道な試行錯誤を通じて測定誤差を生む要因をつぶさに洗い出し、これまでにない精度でひずみ場を実測することできるようになりました。今後のますますの発展が期待されます。

講演題目
「デジタル画像相関法を用いたき裂先端のひずみ場測定と高温環境への適用」
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