伊能研究室―学生の受賞

Intelisys2017シンポジウム

倉元昭季さん（伊能研／博士課程4年）

平成29年7月23日に行われたIntelisys2017シンポジウムの論文発表「Development of Intelligent Bedding System」に対し、倉元昭季さん（伊能研／博士課程4年）が最優秀の論文に贈られるBest Paper Awardを受賞しました。

この研究は対象者の状態を複数の圧力センサから得られる圧力分布から推定し、自動的に寝心地の良い姿勢へと導く能動変形ベッドの実現を目的としています。 今回の発表では能動的に変形するフィードバック制御された枕と、頭頸部のひずみエネルギーの総和が寝心地に影響している可能性について議論しました。

• Intelisys 2017

日本IFToMM会議シンポジウム

安井大貴さん（伊能研／修士課程2年）

平成29年6月9日に行われた第23回日本IFToMM会議シンポジウムの論文発表「袋状構造を利用した柔軟アクチュエータの開発」に対し、安井大貴さん（伊能研／修士課程2年）が最優秀の講演に贈られるYoung Investigator Fund Best Paper Awardを受賞しました。

この研究はミミズやイソギンチャクなどの柔軟な生物に見られる水力学的骨格という仕組みを応用したメカニズムで、能動的に幅を変更可能な柔軟ロボット本体を構成し、本体の表面全体に、やはり同じメカニズムを利用した柔軟繊毛アクチュエータを配置した全く新しい形態のロボットの開発を行うものです。 今回の発表ではロボット本体の内圧を自動で一定範囲に保つ新しい機械式弁について主に議論しました。

• 日本IFToMM会議

第17回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2016)

大江優作さん（伊能研／修士課程2年）

平成28年12年に行われた第17回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2016)の論文発表「光干渉法を利用した振動センサの原理検証と応用可能性」に対し、平成29年2月17日に大江優作さん（伊能研／修士課程2年_受賞時修士課程1年）がSI2016優秀講演賞を受賞しました。

これは位相をずらした光パルスを干渉させて、常にS/N比の高い位相を選択しながら振動子の微小変異を連続的に積分していくことで、一般的な干渉法における半波長の限界を超えた領域の変位を測定できる画期的な手法です。今回の発表では振動子周辺のダイナミクスをシミュレーションすることで、適切なフィルタリングによって提案センサをリアルタイムの高精度加速度センサとして利用できる可能性を示しました。

• 第17回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2016)

電気学会研究会

倉元昭季さん（伊能研／博士課程4年）

平成28年3月に行われた電気学会研究会の論文発表「バイオメカニクス的観点による快適な枕の設計手法」に対し，平成29年2月1日に電気学会電子・情報・システム部門より、倉元昭季さん（伊能研／博士課程4年）が研究会奨励賞を受賞しました。

この発表では対象者の後頭部形状データから定量的に寝心地の良い枕を設計する手法について議論しました。

• 電気学会

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