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木内久美子准教授が令和3年度 手島精一記念研究賞 研究論文賞を受賞

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2022.05.11

リベラルアーツ研究教育院で比較文学を担当する木内久美子准教授が、令和3年度手島精一記念研究賞 研究論文賞を受賞し、2022年4月11日に授与式が開催されました。


手島精一記念研究賞とは?
東京工業大学の前身である東京工業学校及び東京高等工業学校の校長として、多大な貢献を果たした手島精一校長の功績を称えるため、1917年に創設。以来、東工大における研究を奨励するため、特に優れた研究及び著述の業績をあげた者を選び、「手島精一記念研究賞」を授与しています。今年度の手島精一記念研究賞(研究論文賞、博士論文賞、留学生研究賞、発明賞、若手研究賞:藤野・中村賞、および著述賞)は、20件・計27名が受賞しました。

快挙! 文系の研究論文で初の受賞

木内准教授は、ノーベル文学賞作家であり、戯曲「ゴドーを待ちながら」の作者として知られるサミュエル・ベケットに関する論文で研究論文賞を受賞しました。
受賞者を代表してスピーチした木内准教授は受賞を「大変光栄に思う」とし、文系研究者の論文が初めて手島賞を受賞したことの意義について「文学研究にも東工大での居場所が与えられていること」が確かめられたと述べました。
さらに、ベケットを通して考えた「発話なき他者」の存在を意識するということについて触れながら、言葉を使って文学を研究する立場から、学問への取り組み方について語りました。
授与式での木内准教授のスピーチは、こちらから全文をお読みいただけます。


手島精一記念研究賞 研究論文賞

  • 木内久美子(東工大 リベラルアーツ研究教育院/科学技術創成研究院 准教授)
    "Tweaking Misogyny or Misogyny Twisted: Beckett’s Take on "Aristotle and Phyllis" in Happy Days" Beckett and Politics (Palgrave and Macmillan, October 2020: pp.91-105.)


お問い合わせ先

リベラルアーツ研究教育院

E-mail : ilasym@ila.titech.ac.jp
Tel: 03-5734-7689

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