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ILAオンライン講座 第3回「ロシア構成主義—100年前の未来のデザイン」(河村 彩 助教)

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2021.12.06

100年ほど前にロシアで始まり、建築、装丁、家具、衣服、食器、舞台美術など、あらゆる分野に広がった「ロシア構成主義」。それは、表面的な変化ではなく、新しい生活や理念を創り出し、さらにそれらを通じて大きなムーブメントを起こそうとするものでした。今講座では、その流れをたどり、それが形を変えて今日の私たちの生活に何をもたらしているかを考察します。無印良品、IKEA、ユニクロ、Macなど、日常的でありながら評価の高いデザインと、ロシア構成主義には何か共通点があるでしょうか?
基本的な知識を理解しながら、社会主義や革命と芸術活動やデザインについて、新たな視点から捉え直すきっかけとなる50分です。

講座を担当する河村助教は、ロシア文化、近現代美術、表象文化論を専攻し、主な著書に『ロトチェンコとソヴィエト文化の建設』、『ロシア構成主義―生活と造形の組織学』、訳書に『革命の印刷術――ロシア構成主義・生産主義のグラフィック論』『流れの中で インターネット時代のアート』があります。また、ロシア語やロシア文学などロシアに関連する講義での教育にも当たっています。

河村 彩 助教より

私自身もロシア構成主義に出会ったとき、「100年も前にこんなに大胆なことを考えていた人たちがいたのか!」とびっくりしました。造形の基本を捉え直し、見る人とのコミュニケーションを意識した彼らのデザインは、現在でもきっと、ものづくりや新しいアイディアのヒントになると思います。

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ウラジミール・タトリン《第三インターナショナル記念塔》模型1921年

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アレクサンドル・ロトチェンコ
チェス用テーブルのデザイン 1925

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グスタフ・クルツィス ポスター「レーニンの旗の下での社会主義建設」 1930

目次

Part1. ロシア構成主義とは? (約13分)
Part2. 社会主義の暮らしを作る――ドレスから住居まで(約19分)
Part3. 革命を伝える――グラフィック(約18分)
Part1からPart3を続けてみるには、別窓こちらから。(約50分)

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